ディフェンスが強力なNYGにハイパーオフェンスのHOUという
面白い組み合わせの今週の注目ゲームの1つ……だったのですが
流れって傾くと一気に傾いちゃうのね。
放送 NHK-BS1
実況・松野靖彦さん、解説・輿亮さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
NYG |
14 |
10 |
3 |
7 |
34 |
HOU |
0 |
3 |
7 |
0 |
10 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010101008/2010/REG5/giants@texans
NFC-EastとAFC-South、ともに激戦区で5割以上を保つ
2チームの対戦となりました。
NYGはディフェンスの復活で勢いに乗っています。
前週10サックと本調子に戻りつつあるディフェンスがどこまで抑えるか。
オフェンスは3戦連続20点以下、獲得距離上位も決定力不足が深刻です。
HOUはオフェンスが好調、地区首位に立っています。
獲得距離2位のオフェンスですが、まだパスに伸びしろがあるのが脅威。
逆にディフェンスは最下位クラス、パスに弱く失点の不安が残ります。
序盤の1つのプレイからNYGが一気に畳み掛け
そのままHOUに力を出させずに試合を運びました。
NYGは2戦連続となるディフェンスに加え、オフェンスも大暴れし大勝。
ディフェンスはいくつかロングパスを決められましたが、
相手の要となるランを封じて手を狭めさせ、二の矢三の矢を放たせず
パス成功率を50%以下に抑えて10失点とほぼ完璧な内容でした。
オフェンスは序盤に畳み掛けて前半だけで24得点、
不用意なターンオーバーもありましたが、RB2人とも平均4yds超、
パスも長短の投げわけで相手を翻弄しました。
復活したディフェンスがさらに自信をつけるようなプレイを見せたNYG、
オフェンスもミス以外は良くなっているので上り調子に入ったかも。
HOUは攻守ともに良い所無く、今季ワーストの出来。
オフェンスはライン戦で圧倒されてランを封じられ、
点差を離された所でパス偏重となり、無理なプレイで成功率を落としと
最後まで打開策を見出せずにやられてしまいました。
ディフェンスは2INTは奪いましたが、
ラン・パスともにきっちり止める事が少なく時間を使われまくり
今季のディフェンスの悪い点が全て出たような崩され方でした。
まったく収穫無いような試合をしてしまったHOU、
同じ戦い方でやられない為にも、攻守ともにラインによる
スクリメージラインの支配から見直していく必要がありそうです。
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