大会公式サイト
http://www.lavuelta.com
ETAPA 20 San Martín de Valdeiglesias -> Bola del Mundo【172.1Km】
コース図等
http://www.lavuelta.com/10/es/recorrido/index.html?e=20
まずは上り基調のコースから3級山岳を超え、
1級2つを挟んだ後に頂上ゴール。
勝負を決めるに相応しい難易度の高いコースになっています。
総合上位勢では3位までが2分差、逆転も十分に考えられます。
実況は永田実さん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では2人が逃げており130km地点付近を走行中
追走集団まで1分15秒、大集団まで2分弱の差がついていました。
先頭の2人は追走集団との差を詰められたことで逃げを断念。
残り28kmで追走集団に吸収されました。
大集団との差は1分半、逃げ切れる差ではなさそうですが
逃げ集団が大きいので抜け出そうとする選手も出てきそうです。
総合順位が決まる頂上ゴールBola del Mundoに突入。
登りに入って逃げ集団、大集団ともに集団がばらけ始めました。
逃げ集団からは6人が飛び出し新たな逃げ集団を形成しました。
大集団はじわりじわりと差を詰めて、逃げていた選手を次々と吸収。
残り9kmで最後まで逃げていたカドリを吸収しました。
カウンターでディグレゴリオが抜け出しましたが、
これに対し集団はペースを崩さずに追走。
残り7.5kmでディグレゴリオを吸収しました。
続いてはプホルとチュルーカが抜け出しましたが、
総合争いに関係ないからか集団は黙認状態。
残り5kmを切ってもしばらく大集団は静かでしたが、
シュレクがアタックしペースが上がり始めました。
このペースアップでチュルーカ、プホルは
あっという間に追い抜かれていきました。
続いてはモスケーラが仕掛けますが、これもニバリが潰しに行きます。
しかし2度目のモスケーラのアタックにニバリはついていけません。
モスケーラのペースが良い感じ、これは逆転もありえますよ。
しかしニバリも意地で単独追走を開始、
一気に追いつき総合1位・2位の一騎打ちの形になりそう。
モスケーラはニバリに追いつかせませんが、
差を広げることも出来ません。
残り2kmのアーチで約10秒差、ニバリが有利な状況です。
この後、タイム差は10秒台後半で推移していきましたが
残り1km手前の急勾配の場所でタイム差を縮め始めます。
ニバリが急速に差を詰めていきましたが
モスケーラは何とか粘ってゴールまでは逃げ切りました。
ステージ優勝はモスケーラに譲りましたが、
ニバリは総合優勝に相応しい強い走りを見せました。
総合リーダージャージはニバリ
ニバリはコンビネーション賞も獲得しました。
ポイント賞はカヴェンディッシュ
山岳賞はモンクティエ
ジャージもほぼ確定でしょう。
・ETAPA 20 成績
1位 4h 45m 28s エセキエル・モスケーラ(XAC)
2位 + 1s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
3位 + 23s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・総合成績
1位 85h 16m 05s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
2位 + 41s エセキエル・モスケーラ(XAC)
3位 + 3m 02s ペーター・ヴェリトス(THR)
http://www.lavuelta.com/10/es/resultados/index.html?e=20
PR