大会公式サイト
http://www.lavuelta.com
ETAPA 11 Vilanova i la Geltrú -> Andorra【208.4Km】
コース図等
http://www.lavuelta.com/10/es/recorrido/index.html?e=11
今年のブエルタで2番目に長い208.4km、
ゴール地点はアンドラ公国という事で頂上ゴールになっています。
道中のアップダウンが少ないのが救いではありますが、
最後の登坂では差がつく可能性があるステージですね。
実況は白戸太朗さん、解説は野寺秀徳さん。
放送開始時点では2人が逃げており160km地点付近を走行中
大集団とは9分18秒の差がついていました。
大集団は頂上コースに向けて力をためている感じがしましたが、
それでもタイム差がぐんぐん縮まり残り30kmで約5分半差、
20kmも進まないうちに4分近く差を詰めてきました。
いよいよ斜度がきつくなる区間が近づいてきました。
タイム差は3分なので、逃げ切りは厳しいでしょうか。
スプリントポイントを超えたところで大集団からフォフォノフがアタック。
この動きについていく選手はおらず、単騎で逃げ2人を追っていきます。
残り10kmのアーチをくぐり、ここからさらに斜度がきつくなっていきます。
大集団までの差は25秒、フォフォノフは前2人に追いつきましたが……
まずは逃げ3人から送れたシュレルが集団に吸収され、
粘っていたフォフォノフ、チョップも
残り7kmのアーチ付近で吸収されました。
代わってカウンターでヴォゴンディが抜け出しました。
他の選手はこれを追わず。
大集団からモスケーラがペースアップ、
ホアキン・ロドリゲス、ニバリがこれについていきます。
アントンが遅れて追走を始めましたが追いつけません。
と言っている間にホアキン・ロドリゲスが遅れていきました。
総合争いが面白くなりますよ、これは。
さらにニバリが千切れ、モスケーラが単騎で逃げ始めます。
最初に仕掛けたモスケーラが力強さを見せ付けていきます。
そしてアントンが先行していた2人を抜いて2番手に浮上。
残り1kmのアーチ手前でアントンがモスケーラに合流。
そしてアーチが見えたのを確認したようなタイミングで
アントンがペースアップ、モスケーラを千切りました。
アントンは一気に差を広げると、そのままゴールまで逃げ切りました。
これでリーダージャージを奪取、
昨日失ったジャージを自力で取り戻したのはかっこいいなー。
ホアキン・ロドリゲスは59秒遅れ、急激に失速したけどどうしたんだろう?
総合リーダージャージのアントンが
ポイント賞・コンビネーション賞も獲得
山岳賞はモンクティエ
・ETAPA 11 成績
1位 5h 25m 44s イゴール・アントン(EUS)
2位 + 3s エセキエル・モスケーラ(XAC)
3位 + 10s シャビエル・トンド(CTT)
・総合成績
1位 47h 37m 15s イゴール・アントン(EUS)
2位 + 45s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
3位 + 1m 04s シャビエル・トンド
http://www.lavuelta.com/10/es/resultados/index.html?e=11
PR