大会公式サイト
http://www.lavuelta.com
ETAPA 9 Calpe -> Alcoy【190.0Km】
コース図等
http://www.lavuelta.com/10/es/recorrido/index.html?e=9
2・2・3・2・2・3・3と厳しさは控えめながらも
7つの登坂が次々とやってくるアップダウンのきついコースレイアウト。
翌日が休養日ということもあり、総合を狙う選手にとっては
仕掛け所と言ってよいステージだと思います。
実況はSaschaさん、解説はホアン・リボーイさん。
放送開始時点では15人が逃げており106km地点付近を走行中、
大集団とは5分45秒の差がついていました。
大集団がAlto de Guadalestの山頂を越えた所で、
逃げ15人との差は6分02秒。
差は広がりましたが、まだ山岳ポイントが5つ残っているので、
緊張感はそれほど高まっていない感じですね。
続いては3級Alto de Confridesの登坂では動きはなし。
大集団は4分半ほどの遅れで通過と、少しタイム差を詰めてきました。
4つ目の2級Alto de Tudonsでは、
逃げ集団からバレドが遅れはじめましたが他には大きな動きはなし。
ラブニャルが1位通過を続け、どんどんとポイントを重ねています。
モンクティエは3位通過で、山岳賞まであと1ポイントに。
この後ラブニャルがそのまま抜け出し、単騎で逃げ始めました。
タイム差がどんどんと広がっていきます。
5つ目の2級Puerto de Torremanzanasの登坂では
追走13人の中からヴァネンデール、ペロー、カドリが抜け出し
ラブニャルを追う追走集団を形成しました。
さらにカルーゾが合流し追走集団は4人に。
置いていかれた9人の中のグループもいつの間にか5人に。
2級だけどブエルタだときつさが違うのかな。
追走の4人に置いていかれた5人が追いつき追走が9人に。
山頂で先頭ラブニャルと追走9人との差は46秒。
ちょっと差が詰まってきたので追いつくかな。
大集団との差は山頂で9分超に。
これは逃げ切り容認な感じになったか。
6つ目の3級Puerto de Benifallínの登りに入り
逃げていたラブニャルが追走9人に追いつかれました。
山頂付近で逃げ集団では山岳ポイントを取るべく
ラブニャルとモンクティエが争いましたが……モンクティエが1位通過。
これでモンクティエは山岳ポイントでトップに立ちました。
大集団は9分30秒差、これはもう追いつかないですね。
あとはマイヨ・ロホを明け渡すのかどうかが注目ポイントか。
下りに入ってロペスガルシアが抜け出し、
モンクティエが追っていきます。
これをカルーゾ、マルティネス、クロイツィゲルが追っていき、
さらにプホル、ペローの第2追走集団ができました。
最後の3級Alto del Revolcatの登坂中に
第1追走集団が追いつき先頭は5人に。
プホル、ペローの集団も近いのでこの7人での優勝争いになりそう。
山岳ポイントはモンクティエがカルーゾに追いつけず、
それでも2位通過でポイントを重ねました。
下りに入ってロペスガルシアが抜け出しました。
10秒ほどの小さな差でしたが、後続の追撃を許しません。
結局ロペスガルシアはゴールまで逃げ切りました。
総合でアントンと同タイムのホアキン・ロドリゲスは
ゴール前で1秒差つけるべく仕掛けましたが、
結局アントンと同タイムでゴール。
7分02秒遅れだったのでアントンがリーダージャージを維持しました。
総合リーダージャージはアントン
ポイント賞はカヴェンディッシュ
山岳賞はモンクティエ
コンビネーション賞はニバリ
山岳賞ジャージだけ交代となりました。
・ETAPA 9 成績
1位 5h 20m 51s ダビ・ロペスガルシア(GCE)
2位 + 6s ロマン・クロイツィゲル(LIQ)
3位 + 13s ジャンパオロ・カルーゾ(SKY)
・総合成績
1位 37h 56m 42s イゴール・アントン(EUS)
2位 same time ホアキン・ロドリゲス(KAT)
3位 + 2s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
http://www.lavuelta.com/10/es/resultados/index.html?e=9
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