大会公式サイト
http://www.lavuelta.com
ETAPA 4 Málaga -> Valdepeñas de Jaén【183.8Km】
コース図等
http://www.lavuelta.com/10/es/recorrido/index.html?e=4
山岳ステージとはなっていませんが、2級・3級・2級と
3つの山岳ポイントが設定され、さらにゴール直前にも登り坂がある
スプリンター向けとは言いがたいコースレイアウト。
昨日同様、終盤の仕掛けが面白くなりそうです。
実況は白戸太朗さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では4人が逃げており114km地点付近を走行中
大集団との差は5分弱となっていました。
3級山岳Alto de Montefríoの山頂手前でカタルドがアタック。
1位通過で山岳ポイントを重ねました。
あと1回トップ通過すると山岳ポイントが追いつきます。
セラフィン・マルティネスが1級を取っているので
ジャージ奪取は出来ませんが、一歩手前まではいけますね。
集団は4分55秒遅れで通過、差はあまり詰まっていません。
このあとも細かいアップダウンが続きますが
カチューシャが大集団を引くようになってから
タイム差の縮み方が早くなってきました。
残り25kmで逃げ集団が2人・2人に分裂しましたが
しばらくしてまた4人に。
ただカタルドとボナフォンの状態がよさそうです。
最後の2級山岳Alto de Valdepeñas de Jaénに入ってきました。
登りに入ってローエルス、カラスコが脱落。
大集団の方もペースアップで分断気味に。
かなり選手が絞られてきました。
逃げていた4人は残り13kmを切った所で全員が吸収され
40人ほどの集団が先頭を牽く形となりました。
2級山岳Alto de Valdepeñas de Jaénの山頂で集団は20人ぐらい。
下りに入ってニバリが抜け出しますが、これにはチェックが入り不発。
ニバリが再度仕掛けると、これにジルベール、
ブルセギンがついていきましたがこれまた不発。
ステージ優勝を狙える選手が多いのでアタックが決まらないなぁ……
と思ったらルイスレオン・サンチェスが抜け出しに成功。
差を大きく広げていったのですが、
残り1.6kmからの登りで一気に減速、集団に飲み込まれました。
カウンターでウランが抜け出し差を広げました。
残り1kmとなり25%を超えるスキー場のような坂が登場。
しかしプロのロードレース選手はがんがん登って行くなぁ……凄い。
ウランを追う集団の中からアントンがアタック、
切れの良いアタックで一気にウランを交わし独走に入りました。
ニバリが追い上げてきましたが、アントンは差を維持したまま
ゴールまで走りきりました。
凄まじい最後の登坂での争い、見ごたえがありました。
総合はジルベールが維持、
ポイント賞はステージ優勝したアントンが獲得
山岳賞はセラフィン・マルティネス
コンビネーション賞はニバリ
・ETAPA 4 成績
1位 5h 00m 29s イゴール・アントン(EUS)
2位 + 1s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
3位 + 1s ペーター・ヴェリトス(THR)
・総合成績
1位 13h 56m 30s フィリップ・ジルベール(OLO)
2位 + 10s イゴール・アントン(EUS)
3位 + 10s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
http://www.lavuelta.com/10/es/resultados/index.html?e=4
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