ワインを絡めての人情話が多いこの作品。
主人公カナさんがヴァンブルーの経営を任されたのですが、
そのヴァンブルー編の1つの転機となるお話が収録されました。
経営者の立場にはまだなりきれて居ないカナさんですが、
ちょっとは進歩したように感じられたエピソードで好印象でした。
そして危機を乗り越えたヴァンブルーが混雑しはじめ
人手が足りなくなりかけた所に、
最後の話でヴァンブルーにさらに仲間が追加。
仲間を集めて成長していくのは王道的展開ではありますが、
分かっていても燃えますし、ワクワクしますね。
ワインに関するエピソードは、この13巻でも楽しませてもらえるものばかり。
おせっかいなカナさんのでしゃばりすぎる感じの説明も
慣れてくると心地よく聞こえるのが不思議。
基本に忠実な物語の展開だからこそ
多くの人に響きやすい作品だと思うなぁ。
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