大会公式サイト
(フランス語) http://www.letour.fr/fr/homepage_courseTDF.html
(英語) http://www.letour.fr/us/homepage_courseTDF.html
ÉTAPE 14 Revel -> Ax 3 Domaines【184.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1400/etape_par_etape.html
コース前半は細かいアップダウンの連続。
後半は超級山岳に1級と大きなアップダウンというメリハリのあるコース設定。
4日連続山岳ステージの初日なので積極的な仕掛けは少なそうですが
ふるい落とされる選手が出るステージにはなりそうです。
実況はSaschaさん、解説は今中大介さん、浅田顕さん。
放送開始時点では9人が逃げており73km地点付近を走行中
大集団とは約10分の差がついていました。
超級Port de Pailhèresが待ち受けているだけあって
逃げ集団、大集団ともに力をためるような感じでレースが進行していきます。
タイム差は少しずつ縮まり続け、残り78kmの補給ポイントでは8分切り、
残り54kmで5分を切ってきました。
超級Port de Pailhèresの登坂口でタイム差はちょうど4分ほど、
厳しい登坂が2つ待っているのでこの差は無いも同然ってレベルかも。
逃げ集団からまずオジェが脱落、続いてヴォグルナール、トーマスが続けて脱落。
大集団の方でも選手がどんどんと千切れていきます。
そしてヴァルスが抜け出す動きを見せここから大集団が活性化、
次々と選手が飛び出していきます。
逃げ集団もいつの間にかリブロン、ヴァンデワール、モワナールの3人だけに。
さすが超級山岳、篩い落としが激しいわぁ。
脱落した選手を除くと、先頭3人、ヴァルス、サストレグループ、大集団という形。
この中ではヴァルスの調子が良さそうな感じに見えます。
いつの間にか1人になっていたサストレにキリエンカが合流しましたが
その後しばらくしてキリエンカが遅れサストレが単騎に。
サストレはちょっと難しい状況かも。
逃げ3人からヴァンデワールが脱落。
大集団からは山岳ポイントを取るべくシャルトーがアタック、
どんどんと前を行く選手を抜いていきます。
そして逃げ2人からリブロンがペースアップ、
これにモワナールはついていけません。
リブロンはそのまま超級山岳をトップ通過しました。
サストレがヴァルスに追いつき1分50秒遅れで通過。
大集団は2分50秒遅れで通過していきました。
下りに入ってヴァルス、サストレにクネゴmキリエンカが合流、
さらに落ちてきたヴァンデワールが加わり5人に。
これでリブロン、モワナール、ヴァルスグループ5人、
大集団という形になり最後の1級Ax-3-Domainesに突入しました。
2番手でリブロンを追ってきたモワナール、
登坂口の手前では届きそうな位置まで追い上げてきましたが
リブロンが登坂に入ってから底力を発揮、
再度引き離していきます。
第2追走の5人の中ではヴァンデワールがまず脱落、
さらにキリエンカが脱落して3人に。
そしてサストレがペースを上げヴァルス、クネゴも千切れていきました。
大集団の方もナバーロ、ヴィノクロフの牽きで
どんどんと選手が削られていきます。
ヴィノクロフは牽くだけでなくアタックも仕掛け、他の有力選手を牽制、
コンタドールのアシストをしっかりこなしています。
残り5km付近でキリエンカ、クネゴが集団に飲み込まれ
入れ替わるようにコンタドールがアタック、
アンディがきっちりこれにマークしペースダウンすると
置いていかれた集団の選手が次々と合流。
しかしこの動きの間にサストレ、モワナールが吸収され
逃げるのはリブロンただ1人に。
そのリブロンはまだ1分以上の差をつけており
逃げ切りの可能性も出てきた感じ。
大集団は10人ほどに、総合上位勢は大体揃っていそう。
残り3kmでヘーシンクがアタック、
この動きにコンタドールは反応せず、
アンディもコンタドールをぴったりマークした状態で
2人だけ遅れていきます、これは予想外の展開。
アンディ、コンタを置いていった他のメンバーにとってはチャンス。
メンショフがさらに抜け出し2番手に。
リブロンは結局1分近くの差をつけて逃げ切りに成功。
この山岳ステージに逃げ切ったのは大きな自信になりそう。
2位はメンショフ、3位にメンショフに追いついてきたサミュエル・サンチェス
この2人が54秒遅れでゴールし、上位2人との差を少し詰めました。
アンディ、コンタドールは、ヘーシンクのグループまで追いつき
1分08秒遅れでゴール。
少しだけタイム差に変動はありましたが、
TOP5の順位に変動はありませんでした。
アンディとコンタドールは、少しタイムを失いました。
それでもまだ余裕があるタイム差ではありますが……
あまり良い展開ではなかったですね。
マイヨ・ジョーヌはアンディ・シュレク
マイヨ・ヴェールはペタッキ
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはシャルトー
マイヨ・ブランはアンディ・シュレク
・ÉTAPE 14 成績
1位 4h 52m 42s クリストフ・リブロン(ALM)
2位 + 54s デニス・メンショフ(RAB)
3位 + 54s サミュエル・サンチェス(EUS)
・総合成績
1位 68h 02m 30s アンディ・シュレク(SAX)
2位 + 31s アルベルト・コンタドール(AST)
3位 + 2m 31s サミュエル・サンチェス(EUS)
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1400/classement/index.html
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