大会公式サイト
(フランス語) http://www.letour.fr/fr/homepage_courseTDF.html
(英語) http://www.letour.fr/us/homepage_courseTDF.html
ÉTAPE 12 Bourg-de-Péage -> Mende【210.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1200/etape_par_etape.html
3・3・2・3と山岳ポイントが設定され、さらに頂上ゴールではないですが
ゴール前1.5kmに2級の山岳、距離も210.5kmと長丁場で難度の高いコース。
激しい登りではないですがほぼ間断なくアップダウンが続くので
調子によってはふるい落とされやすいステージになりそう。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では18人が逃げており103km地点付近を走行中
大集団とは2分20秒の差がついていました。
山岳賞争いをしているピノーとシャルトーのうち
シャルトーが逃げに乗り山岳ポイントを重ねてきました。
これで山岳ポイント争いでシャルトーが逆転してきました。
ピノーは明日以降に照準を合わせているのかも……
この山岳賞争い、当分の間楽しませてもらえそうですよ。
4つ目の山岳、3級Côte de la Moulineでは
逃げ集団ではシャルトーが今度は1位通過して4ポイントを加算、
第2スプリントポイントの方は、
ハスホフトがきっちり制して6ポイント加算。
ポイントを稼ぎたい選手がしっかり仕事をこなしました。
大集団の方はポイントが残っていないのでのんびりと通過。
タイム差は2分を挟んで上下していて、
脚の届く場所で逃げ集団を泳がせている状況ですね。
スプリントポイントを超え、ポイントのつかない登坂に入ったところで
ヘシェダル、ヴィノクロフ、キリエンカが抜け出しに成功。
ここにクレーデンが合流し強力な4人の逃げ集団が形成されました。
何人かの選手は追いかけましたが捕まえられず。
逃げ4人、追走12人という形になりました。
残り30km地点でタイム差は3分20秒ほど、
最後の登坂があるのでまだ追いつける差ではあるかな。
追走までの差は30秒強、こちらも逃げに対して数的優位はありますが
逆に多すぎる事でまとまらない可能性もあるかも。
残り10kmで追走12人までの差は37秒、
大集団までの差は1分16秒、どちらにも転びうる差に見えます。
残り5kmのアーチを通過し、2級Côte de la Croix-Neuveに突入。
逃げ集団からヘシェダルが脱落、
キリエンカの仕掛けでヴィノクロフがついていきましたが
クレーデンも脱落して先頭は2人に。
大集団は追走集団を吸収、そしてガドレが飛び出しました。
逃げ2人からヴィノクロフがペースアップしキリエンカを切り離しました。
大集団は抜け出したガドレ、そして逃げから遅れたヘシェダルを吸収。
そして有力選手の1人ホアキン・ロドリゲスがアタック、
これにコンタドールが反応してきました。
アンディ・シュレクは反応したものの追いつくまでには至らず。
アンディ、コンタの間にタイム差がつく可能性があるかも。
ホアキン・ロドリゲス、コンタドールは逃げていた選手を次々とかわし
残り2kmのアーチで2番手まで上がると、
一気にヴィノクロフすらも抜き去っていきました。
先頭の2人の一騎打ちが濃厚となった状態で
取引が行われたようですが物別れに。
ゴールスプリントはホアキン・ロドリゲスが制しステージ優勝。
コンタドールを一度も前に出さず、力でねじ伏せました。
アンディは10秒遅れでゴール。
コンタドール、ホアキン・ロドリゲスが他の上位勢に対し
10秒かそれ以上のタイムを稼いだ形となりました。
マイヨ・ジョーヌはアンディ・シュレク
マイヨ・ヴェールもハスホフト
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはシャルトーが再び獲得
マイヨ・ブランはアンディ・シュレク
・ÉTAPE 12 成績
1位 5h 10m 56s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 same time アルベルト・コンタドール(AST)
3位 + 1m 29s アレクサンドル・ヴィノクロフ(AST)
・総合成績
1位 58h 42m 01s アンディ・シュレク(SAX)
2位 + 31s アルベルト・コンタドール(AST)
3位 + 2m 45s サミュエル・サンチェス(EUS)
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1200/classement/index.html
PR