大会公式サイト
(フランス語) http://www.letour.fr/fr/homepage_courseTDF.html
(英語) http://www.letour.fr/us/homepage_courseTDF.html
ÉTAPE 11 Sisteron -> Bourg-lès-Valence【184.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1100/etape_par_etape.html
56.5km地点に3級山岳がありますが、
その後は小高い丘があるだけのスプリンター向けコースレイアウト。
次のステージが山頂ステージなので多くの選手はお休みモード、
という事で素直にゴールスプリントの争いになると思われます。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では3人が逃げており55km地点付近を走行中
大集団とは3分20秒ほどの差がついていました。
タイム差が小さいのはスプリント争いに持ち込みやすくする為のようですな。
逃げている3人は争いなく3級の山頂を通過、
大集団ではピノー、シャルトーに加えクネゴが
4位の1ポイントを狙って激しく争いますが……
ピノーが先頭で通過し1ポイントを獲得。
ジャージを自力で守りました。
大集団は2分20秒ほどの差で山頂を通過しました。
この後大集団は1分~3分台の差を維持しながらレースを進めていきます。
逃げ集団をスプリントポイント前に吸収し
ポイント加算を狙う可能性もありますが……
そこまでしてポイントを取るとスプリントに響きそうだから
さすがにやってこないかなぁ。
大集団では100km地点付近で落車が発生しましたが、
第2スプリントポイント前に逃げ3人が吸収されることもなく
かなりのんびりムードで進行していきます。
レースが動いたのは残り40km手前、
ペルジェが集団からの抜け出しを図ります。
これは潰されましたが、ペースが上がりタイム差は一気に40秒ほどに。
この後タイム差は1分近くまで開いた後、
終盤のようなタイムの縮まり方で20秒台に。
大集団が近づいてくるのを察してか、
逃げ集団からベニテスが仕掛ける動きを見せました。
これは失敗しましたが、逃げ3人にまだ余力はありそう。
この後も逃げ集団では最後の足掻きがありましたが、
まずはジェラールが脱落、
そして残り23kmで残っていたベニテス、オジェが握手、
逃げを諦めて集団に吸収されていきました。
残り20kmを切った所でフランセーズデジューの2人がアタック、
これをきっかけに集団はペースアップ。
縦長の展開になってきました。
中切れがおきるとタイム差がつく可能性が……
しかし中切れは起きませんでした。
サクソバンクとしては狙いを外した感じか?
残り8kmでシャヴァネルがアタック、
これにポポヴィッチがついて行きます。
集団はちょっと牽制が入って間を空けてしまいましたが
HTCコロンビアのトレインであっという間に吸収。
スプリンターを擁するチームだけあってトレインが強いわ。
この後は選手の飛び出しを許さずゴールスプリントへ。
先頭でディーンとレンショーが肘鉄&頭突きでバトル、
位置取りとエースへのアシストの為に凄い争いが……
まずはカヴェンディッシュが仕掛けると
ペタッキが後ろを追っていく形に。
カヴェンディッシュはペタッキにスリップをほとんど使わせないような
伸びるスプリントを見せてステージ3勝目。
山を越えた後でもカヴェンディッシュの脚は鈍っていませんでした。
マイヨ・ジョーヌはアンディ・シュレク
マイヨ・ヴェールもペタッキが獲得
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはピノー
マイヨ・ブランはアンディ・シュレク
・ÉTAPE 11 成績
1位 4h 42m 29s マーク・カヴェンディッシュ(THR)
2位 same time アレッサンドロ・ペタッキ(LAM)
3位 same time ロバート・ハンター(GRM)
・総合成績
1位 49h 00m 56s アンディ・シュレク(SAX)
2位 + 41s アルベルト・コンタドール(AST)
3位 + 2m 45s サミュエル・サンチェス(EUS)
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1100/classement/index.html
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