大会公式サイト
(フランス語) http://www.letour.fr/fr/homepage_courseTDF.html
(英語) http://www.letour.fr/us/homepage_courseTDF.html
ÉTAPE 10 Chambéry -> Gap【179Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1000/etape_par_etape.html
1級・3級・2級と超え、最後は山岳ポイントのついていない登坂をした後
下りでゴールに飛び込むというコースレイアウト。
逃げ切れる可能性が高いステージなので、
レース序盤のアタック合戦が活発になりそうな予感。
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん、ゲストに山田玲奈さんが登場。
放送開始時点ではこの日は動き始めた直後から放送開始。
本スタートの後、アタックが次々と仕掛けられましたが
なかなか決める選手は現れません。
そんな中、集団で落車が発生。
ハンターがかなり痛がっているけど大丈夫かなぁ。
19.5kmのスプリントポイントまで逃げは決まらず、
という事でスプリンターによるポイント争いが発生。
ランプレのトレインに引かれたペタッキが期待に応え1位通過。
ハスホフトも2位通過できっちりポイントを重ねました。
スプリントポイントを越えた後またも落車が発生。
今度はポポヴィッチが怪我した感じかな。
アタックを仕掛けても決まらず、さらに落車、ポポヴィッチもツイてない……。
このトラブルの間に4人が抜け出していましたが、
集団は逃げを許さず4人を吸収、まだレースが落ち着かない。
35km地点付近で、アールツがアタックを仕掛けると
これに3人が加わり4人が飛び出した形になります。
この飛び出しに対し集団は追う動きをあまり見せず
ようやく逃げ集団が出来そうな雰囲気に。
さらに他の選手が飛び出そうとしましたが
これは集団に制され、逃げ集団がようやく確定したかな。
と思ったらブエ、ロランが抜け出しに成功。
集団は先ほどの仕掛けを許さなかったものの、この2人の仕掛けは容認。
フランス人だからかもしれないな。
そして集団の雰囲気が緩みタイム差が一気に広がり始めました。
65km地点付近で追走の2人が逃げていた4人に合流、
大集団までのタイム差は9分近くまで広がっていました。
そして1級Côte de Laffreyの登坂が近づいてきました。
1級の山岳でしたが、逃げ6人から脱落する選手はなし。
大集団もゆったりペースで脱落する選手はほとんどいなかったです。
逃げ集団ではアールツが1位で山頂を通過。
大集団では7位・8位の1級山岳ポイントを狙うべく
山岳ポイントで並ぶシャルトーとピノーが一騎打ちとなると、
ピノーが先着し1ポイントリードしました。
6人を逃がしてしまうとなると大集団内で山岳ポイントはもう得られないので
ピノーが山岳賞ジャージを獲得する可能性が高まってきました。
一旦下った後、3級Côte des Terrassesの登坂に突入。
それほど厳しくなかったのでここでも動きは無し。
アールツが1位通過でポイントを重ねます。
大集団は10分以上遅れて山頂を通過、
これは逃げ切りも容認という展開のようですね。
逃げに乗った選手は大チャンスだ、これ。
2級Col du Noyerの登坂に入るところでタイム差は11分、
大きな差がついているのが分かっているからか
逃げ集団も無理ないペースで登っていきます。
大集団も追う理由が乏しいからかペースはほとんど上がりません。
逃げ集団ではブエが遅れかけますが
この峠は何とか集団に食らいつき山頂を通過。
ここもアールツが山頂を1位通過してポイントを重ねました。
これで山岳賞争いでも
大集団ではポポヴィッチとモローが抜け出していましたが
ポイント残っていなかったのにどうしてだろう……?
大集団は12分近い遅れで山頂を通過していきました。
逃げ集団は2つ目のスプリントポイントを争いなく通過し
山岳ポイントのついていない小さな峠に突入。
この峠でブエが再び脱落しかけそうな雰囲気で粘っていました。
フランス革命記念日という事が粘る心の支えになっているのかな。
登坂の途中、残り15km地点手前で逃げ集団からアールツがアタック。
この仕掛けでまずはブエが脱落します。
アールツのアタックを吸収した後デーヴェニィンスがカウンター、
これでローランが遅れてしまいフランス人選手がいなくなりました。
後から合流組だから仕方ないかな。
デーヴェニィンスに追いついたパウリーニョ、キリエンカの2人は
そのまま先頭に立ち2人で逃げ始めました。
峠を越えた辺りで逃げ2人と追走3人のタイム差は40秒近くに
これは前2人がかなり有利な状況になってきました。
逃げ2人は後続との差を1分近くまで広げゴールスプリントに突入
キリエンカが前、パウリーニョが後ろという体勢で進んだ後
残り300mでパウリーニョがスプリント開始。
キリエンカもこれに反応して追いすがりましたが僅かに届かず。
パウリーニョがステージ優勝となりました。
大集団は14分19秒遅れでゴール。
総合上位陣の順位変動はありませんでした。
マイヨ・ジョーヌはアンディ・シュレク
マイヨ・ヴェールもハスホフト
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはピノーに移動
マイヨ・ブランはアンディ・シュレク
・ÉTAPE 10 成績
1位 5h 10m 56s セルジオ・パウリーニョ(RSH)
2位 same time ヴァシル・キリエンカ(GCE)
3位 + 1m 29s ドゥリース・デーヴェニィンス(QST)
・総合成績
1位 49h 00m 56s アンディ・シュレク(SAX)
2位 + 41s アルベルト・コンタドール(AST)
3位 + 2m 45s サミュエル・サンチェス(EUS)
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/1000/classement/index.html
PR