大会公式サイト
(フランス語) http://www.letour.fr/fr/homepage_courseTDF.html
(英語) http://www.letour.fr/us/homepage_courseTDF.html
ÉTAPE 8 Station des Rousses -> Morzine-Avoriaz【189Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/800/etape_par_etape.html
前半は4級2つとおとなしめですが、残り50kmで1級・3級と登り、
最後に今年最初の山頂ゴール(1級)が待っている
昨日に引き続き総合成績に影響が出そうなコースレイアウト。
明日が休息日なので思い切った仕掛けも見られそうです。
実況はSaschaさん、解説は別府始さん、ゲストに鶴見辰吾さん。
放送開始時点ではスタート前、
選手たちはスタートの時を待っていました。
しかしランス、スタート数分前にTwitterにpostって(^^;
スタート直後からアタックが繰り返し仕掛けられますが、
抜け出そうとする人数が多すぎるのかなかなか決まりません。
そして集団の方では落車が発生、
山岳賞ジャージを着たピノーをはじめ多くの選手が巻き込まれました。
第1山岳はタラマエがトップで通過、
しかしまだ逃げは決まりきっていない状況です。
下りに入って集団は狭い道で無理できないのか
抜け出している選手とのタイム差が広がり始めます。
これでようやっと逃げが決まった形に。
逃げ集団に入ったのは7人タイム差はどんどん広がり
2つ目の山岳ポイントでは4分半まで開きました。
逃げ7人は山岳ポイントを争わずに通過。
山岳ポイントを通過後もタイム差は少しずつ広がり
Bonneの町は7分近くまで開きましたが、大集団も追う動きを見せ始めます。
その差を詰めていく間にランスが落車、
タイム的なロスはなかったですが、
体へのダメージがちょっと気になります。
1級Col de la Ramazの登坂口付近で4分20秒差に。
登坂に入って大集団からはスプリンターが遅れ始めグルペットに。
マキュアン会長がまた仕切るのかな。
逃げ集団からはムーレンハウトが抜け出しに成功、
ここにアールツ、モワナールが合流し、3人の逃げ集団が出来ました。
頂上ゴールが待ち受けているからか、
大集団の方はペースアップするも仕掛ける動きはなし。
しかし少しずつ選手が千切れていきます。
落車に巻き込まれたピノーも脱落しましたが、
映った姿で怪我が酷いように見えたので仕方ないかなぁ。
さらにマイヨ・ジョーヌのシャヴァネルが遅れ気味
昨日力を使いすぎちゃったかな。
そしてランスも遅れ始めました。
まだ頂上ゴールが待っているのにその前で遅れかけるのでは
大きなタイム差をつけられかねない……。
ランスが遅れたのを知ってかコンタドールが属するアスタナが
差を開けるような動きを見せ始めました。
ヴィノクロフは遅れるような動きを見せたかと思ったら
ボトル持って集団に戻ってきました。
ヴィノクロフさん恐るべし。
Col de la Ramazの山岳ポイントは
アールツがムーレンハウトとの争いを制しトップ通過。
大集団は2分10秒遅れで通過、ランスは3分10秒遅れ
この登りだけで1分差がついてしまいました。
最後の1級も同じぐらい距離があるので、
ランスが遅れてしまうのは必至かな。
3級LES GETSでは最後の頂上ゴールに向けて力を貯めているのか
仕掛けはありませんでしたが、ランスの遅れがひろがっていきます。
逃げ3人は争わずに山頂を通過。
シャルトーを挟み、コンタドールとランスの集団は1分超の差、
下りで差はつまらなかった模様……と思ったら
山頂のアーチ付近でランスが巻き込まれ落車。
これはツイていなさ過ぎる。
最後のスプリントポイントを抜けて、
頂上ゴールとなる1級MORZINE-AVORIAZに突入。
登坂距離13.6km 平均勾配6.1% 最大勾配8%
距離・勾配ともに先ほどの山岳より緩いですが、
2つ目の登坂という事を考えると差がつきやすくなりそう。
最後の山岳に入り、コンタドールのいるメイン集団は
逃げている3人との差を詰めていきます。
その逃げ集団からはムーレンハウトが千切れ
他の選手も勢いがあまり感じられません。
前が近づいてきたメイン集団からホアキンロドリゲスがアタック。
ランスは5分近くの遅れに、これは致命的な差になりそう。
残り6kmで逃げていた2人が、メイン集団に追い抜かれました。
残っている選手は15人ぐらい、ここに残っている選手が
これからの総合争いの主役になりそう。
ナバーロがハイペースで牽いているからか、
メイン集団からは仕掛ける選手はなかなか出てきません。
メイン集団から仕掛けが出たのは残り2kmのアーチ付近、
クロイツィゲルが飛び出しました。
この動きは潰されましたがカウンターでヘーシンクがアタック。
しかしこれも潰されます。
ともにコンタドールが自ら動きましたが、
この動きを見る限り調子はかなり良さそうな感じ。
残り1kmのアーチを抜けた所でアンディ・シュレクがアタック、
これもコンタドールが潰しにいきましたがついていけません。
ついていったのはサミュエル・サンチェスのみ。
先行した2人に他の選手は追いつくことが出来ずステージ優勝は一騎打ちに。
先行していたサミュエル・サンチェスを
アンディ・シュレクがゴール前でかわしステージ優勝。
コンタドールらは10秒遅れの集団でゴール。
ランスは11分45秒遅れ……不運が重なった事もありますが
3回の落車で集中力が切れてしまったかなぁ。
マイヨ・ジョーヌはエヴァンスに渡りました。
エヴァンスはチーム力があまりないので
ジャージを手に入れるのがちょっと早すぎかもしれないなぁ。
マイヨ・ジョーヌはエヴァンスが獲得
マイヨ・ヴェールもハスホフト
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはピノー
マイヨ・ブランはアンディ・シュレク
・ÉTAPE 8 成績
1位 4h 54m 11s アンディ・シュレク(SAX)
2位 same time サミュエル・サンチェス(FOT)
3位 + 10s ロベルト・ヘーシンク(RAB)
・総合成績
1位 37h 57m 09s カデル・エヴァンス(BMC)
2位 + 20s アンディ・シュレク(SAX)
3位 + 1m 01s アルベルト・コンタドール(AST)
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/800/classement/index.html
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