大会公式サイト
(フランス語) http://www.letour.fr/fr/homepage_courseTDF.html
(英語) http://www.letour.fr/us/homepage_courseTDF.html
ÉTAPE 7 Tournus -> Station des Rousses【165.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/700/etape_par_etape.html
ついに山岳ステージが始まります。
3級・4級・3級と序盤に軽い登坂をこなした後、
2級×3で頂上付近ゴールといきなりハードなコースレイアウト。
総合系選手の調子を見極めるようなステージになりそう。
実況は永田実さん、解説は今中大介さん、ゲストに宮澤崇史さん。
放送開始時点ではプレスタートの前、
選手たちはアーチの手前でスタートの時を待っていました。
パレード走行のあと、0km地点を過ぎた後すぐにアタックの動きが出ます。
5人が飛び出しに成功、さらにそこに選手が乗っていこうとしますが
これらの動きは潰されてしまいます。
さらに逃げ集団に選手を送り込めなかったチームも
集団を動かそうとしましたが……集団でトイレの動きが出て
逃げが容認された形となりました。
逃げ5人には山岳賞ジャージを着たピノーが入りました。
これはしてやったりという感じでしょうね。
集団が逃げを容認してからタイム差は一気に広がり始め
40km地点に到達するまでに8分以上まで広がりました。
序盤にあった2つのスプリントポイントは、ホンドがともにトップ通過。
山岳、そして逃げ切りの為に力を貯めておきたいのか
5人は争う事なく静かに通過していきました。
大集団は差を8分台で維持して追っていっています。
3級Côte de l'Aubépinでは大きな動きは無し。
山頂をピノーが1位通過しポイントを重ねました。
2つ目の4級山岳Côte des Granges、もピノーがトップ通過。
追う大集団ではBBOXブイグテレコムが牽き始めタイム差が縮まり始めました。
3つ目の3級山岳Côte d'Arinthodもピノーがトップ通過。
大集団は約6分遅れで通過、10km1分の追い上げペースは
山岳ステージではそのまま適用できないとは言え
このステージも早めに対応しているなぁ。
いよいよ後半の2級ラッシュ、
まずはCôte du barrage de Vouglans、
少し厳しい登坂でしたが逃げ集団から脱落する選手はおらず。
山頂はここもピノーがトップ通過しました。
大集団は3分57秒遅れで通過。
続いては2級Col de la Croix de la Serra、
この登坂の途中でヴォクレールがアタック、
この動きで4人の追走集団が形成、
逃げ集団から脱落したペレスをあっさり抜き去りました。
大集団ではカンチェッラーラが遅れ気味、
まだ余裕有るけどアシストとしての仕事をしているようです。
逃げ集団からは、ドゥムラン、クネースが脱落し2人に。
追走集団にクネゴらが合流して6人に、
カンチェッラーラはニッキー・セーレンセンを集団に合流させ
さらにボトル運びまでする献身的な働きを見せます。
カンチェッラーラ良い選手だわぁ。
追走集団に、逃げから遅れたクネース、
大集団から次々と選手が合流していきますが
逃げている2人は何とか山頂までは逃げ切りました。
山頂をピノーがトップで通過し、山岳賞ジャージの維持に成功。
追走集団は50秒遅れで通過、大集団は2分強の差。
総合上位勢は明日に備えて仕掛けを控えるかもなぁ。
最後の山岳、2級Côte de Lamouraに突入。
逃げ2人からピノーがペースアップ、これでホンドが遅れました。
追走集団からシャヴァネルがピノーに追いつき抜いていきました。
クネゴ、ヴォクレールがシャヴァネルを追っていこうと
追走集団を形成しましたが、追いきれず追走集団に戻ります。
代わってバルスが追走集団から抜け出し
単騎でシャヴァネルを追っていきます。
しかしシャヴァネルの登坂ペースは衰えず
後続との差を詰めさせないまま山頂を通過。
残る5kmの平地もしっかり走りきりステージ優勝を獲得しました。
第2ステージは大集団のトラブルにも助けられましたが
今回は仕掛けの上手さ、そして力の差を見せ付ける見事な勝利でした。
マイヨ・ジョーヌはシャヴァネルが奪取。
マイヨ・ヴェールもハスホフト
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはピノー
マイヨ・ブランはアンディ・シュレク
各賞のジャージは変わらずでした。
・ÉTAPE 7 成績
1位 4h 22m 52s シルヴァン・シャヴァネル(QST)
2位 + 57s ラファエル・バルス(FOT)
3位 + 1m 27s フアンマヌエル・ガラーテ(RAB)
・総合成績
1位 33h 01m 23s シルヴァン・シャヴァネル(QST)
2位 + 1m 25s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 1m 32s ライダー・へシュダル(GRM)
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/700/classement/index.html
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