大会公式サイト
(フランス語) http://www.letour.fr/fr/homepage_courseTDF.html
(英語) http://www.letour.fr/us/homepage_courseTDF.html
ÉTAPE 1 Rotterdam -> Bruxelles【223.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/100/etape_par_etape.html
アップダウンの少ないオランダの低地を走るステージ。
コースレイアウトだけを見るとスプリント勝負になりそうですが
海沿いのコースなので横風での集団分断の危険性があるステージ。
すんなりゴールスプリントに出来るかは、
スプリンター擁するチームのコントロールにかかってきます。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん、ゲストに宮澤崇史さん。
放送開始時点では3人が逃げており58km地点付近を走行中
大集団とは7分半の差がついていました。
犬の飛び出しによる落車の影響でバッソ、ミラーらが遅れており
集団にもどる動きを見せています。
大きな怪我も無かった様で何よりでした。
海沿いで風が強いことから、総合狙いの選手を要するチームは
危険回避のために前に上がってきました。
これで集団はペースアップ、タイム差は3分近くまで
あっという間に縮まってきました。
残りは140km弱ですから、ちょっと差を詰めすぎかな。
上手くコントロールしていかないと、飛び出しや分裂を狙う動きが出て
疲弊に繋がったり、ゴールスプリントに持ち込めなくなったりしそう。
空撮でトラック30台超を使って自転車を形どったものが映されました。
中継班もこれは触れざるを得ないというぐらい綺麗なつくり。
これは作った人がスゴいわぁ。
レースはこの後落ち着き、タイム差は広がり始めます。
さすがに逃げを吸収するのは早すぎですから。
この後タイム差は5分近くまで広がった後、再び縮まり始めていきます。
残り90km付近からタイム差が縮まり始めたので
少し余裕を持って追い上げていく感じになりそう。
逃げ集団はスプリントポイントを1回ずつトップ通過と
協調体制が保たれたまま進んでいきます。
大集団は落車が何度かありながらも
タイム差を1分半ほどまで縮めてきました。
しかしまた早すぎという感じでタイム差の調整に入ります。
集団側のコントロールがあまり上手くないなぁ。
タイム差は一時2分まで広がった後、
ここから少しずつタイム差が縮んでいきます。
残り34kmでタイム差は1分を切ってきました。
やっぱり追い上げが早すぎる感じ、
吸収が早いともう一逃げありそう。
と思ったら、逃げの3人からウイナンツがアタック。
最初の仕掛けは潰され、その後も何度か仕掛けが行われましたが、
石畳に入ったところでウイナンツが抜け出しに成功しました。
大集団の方でもプリュシュキンが抜け出しに成功。
一気にウイナンツまで追い付いていきました。
ウイナンツに抜かれた逃げていた2人は集団に吸収されました。
逃げている2人と大集団のタイム差は残り20kmで1分弱。
逃げ切れる差ではないですけど懸命にペダルを踏み続けます。
しかし大集団は残り8km手前で逃げていた2人を吸収。
そのまま激しい位置取り争いがスタートしました。
大きな右カーブで落車が発生、フレイレは落車に巻き込まれ、
カヴェンディッシュも遅れを取ってしまいました、これは不運。
さらに残り1kmを切ってからも立て続けに落車が発生。
20人ほどしか残されていない状況でゴールスプリントがスタート。
ペタッキが先頭に立ち、マキュアン、ハスホフト、レンショーが追う展開。
しかしながらペタッキはゴールまで逃げ切りに成功、
粘り強いスプリントでステージ優勝を飾りました。
残り3kmを切ってからの落車だったので
救済措置によって総合成績に変動はなし。
タイム差の問題よりも体へのダメージが心配だなぁ。
・ÉTAPE 1 成績
1位 5h 09m 38s アレッサンドロ・ペタッキ(LAM)
2位 same time マーク・レンショー(THR)
3位 same time トル・ハスホフト(CTT)
・総合成績
1位 5h 19m 38s ファビアン・カンチェッラーラ(SAX)
2位 + 10s トニー・マルティン(THR)
3位 + 20s デイヴィッド・ミラー(GRM)
http://www.letour.fr/2010/TDF/LIVE/fr/100/classement/index.html
PR