大会公式サイト
http://www.tds.ch/
6. Etappe Meiringen -> La Punt【213.3Km】
コース図等
http://www.tds.ch/de/tourdesuisse/generated/radsport/tds/strecken/2010_strecke6.html
序盤に立て続けに超級・1級と厳しい山岳があり
さらにゴール直前にも超級山岳。
今年のツール・ド・スイス最難ステージ。
総合成績を狙う選手にとっては最も大事なステージになります。
実況は白戸太朗さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では13人が逃げており162km地点付近を走行中
大集団とは4分弱の差がついていました。
すでにAlbulapassに向けて緩やかに登る区間に入ってきています。
残り40km付近で逃げ集団からヴァノッティが仕掛け、
これに4人が追いつき5人の逃げ集団に。
さらに遅れていた集団からフェイユが合流……
とここで画面が切り替わり大集団が踏み切りでストップ、
50秒ほどストップする羽目に、これでタイム差は4分30秒は超えてきました。
大集団にとってはアンラッキーな展開です。
この間に追走集団から逃げ集団に選手が合流
ダイグナン、ガヴァッツィ、ボルガノフが遅れたようです。
逃げ集団で何度か仕掛けがありましたが決めたのはロワ、
ここにフェイユが追っていきそのままロワをパス、単独で逃げていきます。
大集団も登坂が厳しくなり選手が絞られてきました。
昨年の覇者カンチェッラーラが脱落
さすがにこのステージを乗り切れるほどの力は無かったか。
フェイユを追う追走集団は、ガラテ、チュルーカが合流し3人に。
でもフェイユの走りが良いのか前に追いつく気配はありません。
大集団からアンディ・シュレクとカラーラ、ヘーシンクが抜け出した形に。
総合首位のマルティンはアシストの助けが切れ
必死に耐えていた感じでしたが遅れ始めました。
アンディ・シュレクの率いる第2追走集団に
フランク・シュレク、ランスなどが合流し20人弱に。
第1追走の3人からロワが脱落していました。
第2追走からアンディ・シュレクがアタック、
ヘーシンクがついて行きますが他はペースを維持しているのかな。
第1追走のガラテ、チュルーカがフェイユを抜き去り先頭に。
ここにアンディ・シュレクとヘーシンクが合流し
先頭4人、追走10人ほどという形に。
追い上げてきた先頭まで来たヘーシンクが4人の中から抜け出しに成功。
そのまま1人で逃げていきます。
他の3人は集団に戻り、その集団からザウグとフランクがアタック。
Albulapassの山頂を通過したヘーシンクは集団とは1分超の差。
残りが下り基調なので逃げ切り勝ちが見えてきました。
ヘーシンクは下りに入ってもほとんどタイム差を詰めさせず
そのまま逃げ切り勝利を飾りました。
そしてヘーシンクは総合首位にも立ちました。
7位のランスまで55秒差、かなりの接戦ですが
最終日の個人TT意外は差がつきそうに無いコースレイアウトなので
差が大きい選手にとっては厳しくなったかな。
・6. Etappe 成績
1位 6h 20m 53s ロベルト・ヘーシンク(RAB)
2位 + 42s リゴベルト・ウラン(GCE)
3位 + 42s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
・総合成績
1位 25h 18m 57s ロベルト・ヘーシンク(RAB)
2位 + 29s リゴベルト・ウラン(GCE)
3位 + 36s スティーブ・モラビート(BMC)
http://www.tds.ch/sportch/upload/bulletin_06kompl1.pdf (pdf注意)
http://www.tds.ch/tourdesuisse/2010/resultate.html
PR