アイシー感想は明日アップ予定です。
感想本編の前に言いたい事をいくつか書いてみました。
ネタバレになりかねない分もあるので、
「▼」内に収納します。
まずは、阿含の扱いについての仮説。
阿含というのは驚異的な肉体の持ち主としてありますが、
これは黒人とそれ以外の人種の
身体能力の差を表しているのかも、という仮説です。
例えば100m走においては、10秒の壁を
破っている選手はまだ黒人しかいません。
黒人以外では、Marian Woronin(1984年)
伊東浩司(1998年)の出した10.00が最高記録NFLでもRB・WR・CBなど身体能力が必要なポジションに関しては、
かなりの割合で黒人選手に占められています。
今回、阿含がクロスオーバーステップを披露しました。
しかし単行本でも図解されていたぐらい、
誰でもできる技能ですから、
それほど不思議ではないんですよね。
そこまでの脚を持った高校生は
なかなか居ないとは思いますが……
阿含は身体能力の高さがアピールポイントですから、
出来たとしてもなんら不思議ではないですね。
そして今週の一休の言葉に感動しました。
コータローとの戦いあたりから出てきた、
「看板を背負って戦う」。
一流の選手になればなるほど「俺はナンバーワンだ」
という気持ちを持って戦いに挑んでいくものなのですが、
一休も当然そのような志向を持っていました。
昨シーズンのNFLでも、シンシナティ・ベンガルズの
エースWRチャド・ジョンソンに関してのエピソードを
GAORAの解説者の村田さんがしていました。
そのエピソードとは……
自分をマークしてくるエースCBの名前をリスト化し、
それを印刷した紙をロッカーに張っておいたそうです。
何のためにそんな事をしていたかというと、
試合後に「こいつは自分を抑えられなかった」と
×印をつけていく為、との事でした。
「自分は誰にも止められないんだ」
自分の力を目一杯誇示する……
そんな事が感じられたエピソードでした。
こういった勝負師の考え方は、モン太はもちろん、
セナ君も赤羽からアイシールドを渡されて以降、
徐々に身に着けていったように描写されています。
(その一端が窺えるのが、神龍寺戦前夜の
鈴音とのメールのやり取りの内容)
ましてや一休の場合、最強と呼ばれていますから、
モチベーションを維持するためにも
自分に言い聞かせるように「ナンバーワンだ」と
言い続けるのは理解が出来ます。
というか、なんでこれだけ「ナンバーワン」を
言い続けていたのか、今週の話を読んで
ようやっと理解できましたよ。
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