Amstel Gold Race 2010 公式サイト ※簡単な年齢認証あり
http://www.amstelgoldrace.nl/index.php?pageId=1
コースレイアウト【257.8km】
http://www.amstelgoldrace.nl/index.php?pageId=32
石畳のレースから登坂メインのクラシックレースへ……
250kmを超える距離に加えて登坂は31回、
Caubergの坂が今年も勝負所になるのか
それとも前週までのカンチェッラーラのように
飛び出して逃げ切ってしまう選手が出るのか。
実況は白戸太朗さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では7人が逃げており160km地点付近を走行中
大集団とは3分弱の差がついていました。
まだ100kmありますがすでに射程圏内に捉えている感じ。
しかし少し早く詰めすぎたと感じたのか
この後差は少しずつ開いていきます。
逃げ集団からバリスが脱落、大集団でアンディ・シュレクが落車しましたが
大きな動きは無いままレースは進んでいきます。
2回目のCauberg通過時にタイム差は4分半超、
残りは最後の小さな周回1周に向け
静かに勝負所を待っているように見えます。
少し差が開きすぎたからか、大集団からアタックが発生。
ティッメルとファンヘッケの2人が抜け出しに成功し
ここにベレマケルスが追いつき、3人の追走集団が形成されました。
大集団もさすがに差が開きすぎたと感じたのか
タイム差を少しずつ詰め始めます。
残り50kmでタイム差は追走集団まで3分弱、大集団まで3分強。
大集団も統率が取れ始めてきたのかペースが目に見えて上がり
あっという間に追走の3人を飲み込むと、
残り40kmではタイム差は1分強、10kmで2分以上詰めてきました。
大集団はこの後もお同じようなペースで差を詰めていき、
残り30km手前で逃げていた6人を吸収しました。
Eyserboswegの登りでマルカートがアタックに成功、
単独での逃げに入り、後続との差を20秒まで広げます。
優勝候補が揃う追走集団はフランク・シュレク、クネゴらが牽き
マルカートを吸収、カウンターアタックでイワノフが飛び出すと
ジルベールが追う動きを見せ、2人が抜け出す形となりました。
Keutenbergの登りでイワノフが仕掛け、
一緒に逃げてきたジルベールとエヴァンスを置き去りにしますが
登坂を終えたところで再び3人に。
この後、ジルベール、イワノフ、コロブネフ、
フランク・シュレク、クネゴの5人の先頭を走行。
いくつかのアタックが仕掛けられましたが、
コロブネフがようやく抜け出しに成功。
残り5kmで他の4人に11秒のタイム差をつけました。
他の有力選手が揃う追走集団は残り5kmを切った所で
追走の4人を吸収、集団が大きくなった事が
コロブネフを追う事に関して吉と出る凶と出るか。
コロブネフが1人で逃げたままCaubergの坂に入ってきました。
まずは追走集団からバレドが抜け出し、
追走集団はコロブネフを吸収していきます。
残り1kmでジルベールが仕掛けます。
1回のアタックで後続を一気に引き離すと
そのままゴールまで逃げ切りました。
・総合成績
1位 6h 25m 32s フィリップ・ジルベール(OLO)
2位 + 1m 15s ライダー・ヘシェダル(GRM)
3位 + 2m 11s エンリーコ・ガスパロット(AST)
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