「超ひも理論」……名前だけは知っていましたが
今までほとんど触れた事が無い分野でした。
勉強のためにと手にとって見たのですが、
かなり平易な言葉で書かれていたため、
読みやすく、そして分かりやすかったです。
(それでもかなり難解なので、不明な点は多いままですし
理論自体が完全に理解できたわけではないですが)
まだまだ未完成な「超ひも理論」ですが、
この本を読んでいると、理論がきちんと確立すれば、
さまざまな分野で飛躍的な進歩が期待できるかも……
そんなわくわくする事を感じさせてくれます。
しかし10の-35乗メートルという、とてつもない短い長さの
超ひもを研究していくと、巨大な宇宙へと繋がっていくなんて
ロマンが溢れる研究ではありませんか。
こういう本を高校時代に読んでいたら、
こういう研究の道に進んでいたかも……
それぐらい影響力が強い、面白い本でした。
講談社
川合 光(著)
発売日:2005-12
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