大会公式サイト
http://www.tourdownunder.com.au/
選手リスト
http://www.tourdownunder.com.au/teams/start-list
第4ステージから。
総合争いで変動がおきそうなステージもあり
まさにレースの山場です。
・第4ステージ(149.5km)
スタート直後に登りは有るものの、後半はほぼフラットな149.5km。
スプリンターたちの出番という感じですよ。
最初の登坂で5人の逃げが決まり、
さらに2人が合流して7人の逃げに。
大集団はゆっくりタイム差を詰めていきます。
残り30kmを切った所で大集団に迫られた逃げ集団から
3人が仕掛けて飛び出しました。
しかしこの3人も残り15kmで吸収され、
このままゴールスプリントへ、と思っていたら、
ランスとヴァイクスがアタックを決めます。
このまま逃げ切ったら面白かったのですが
流石に集団の力は強く残り3kmで吸収しゴールスプリントへ突入。
コロンビアが主導権を握っていましたが、
勝ったのはまたしてもグライペル。
他の選手と力の差を感じさせるスプリントの爆発力でした。
・第5ステージ(148km)
周回コース2周半、その後別の周回コースを2周、
後半の周回はアップダウンが激しく、
大きなタイム差がつく可能性があるコースレイアウトです。
このステージは7人が逃げましたが、
後半のレイアウトが厳しいため大集団はタイム差を広げず追走。
レースが動いたのは後半の周回コースでの登り。
ローレッガーがペースアップし逃げ集団に追いつきます。
そして下りに入ると一気に大集団がペースアップ。
タイム差をぐいぐい縮めて逃げ7人を吸収します。
2回目の登りを前にエヴァンスがアタック、
これにバルベルデ、サンチェスの有力勢に
若手のサガンが合流し4人の逃げ集団が形成。
有力選手が揃った逃げの動きに
大集団は差を詰めることが出来ません。
大集団からロバーツが合流し、ステージ優勝は5人の争いに。
ロングスパートを仕掛けたサンチェスが、
バルベルデ、エヴァンスを抑えステージ優勝。
追い上げてきたロバーツは僅かに届きませんでした。
グライペルは9秒遅れでゴールし、リーダージャージを維持。
これで総合優勝はほぼ決まったかな。
・第6ステージ(90km)
最終日は4.5kmの周回コースを20周。
90kmの短いコースなので波乱はなさそう。
ステージ優勝争いに注目です。
短い周回コースということもあってか
大きなタイム差がつかない落ち着かない展開。
最終周回までゆったりしなかった感じで
ゴールスプリントの争いに突入。
ゴールスプリントの争いを制したのは
最初にトレインを組んでいたチームスカイのサットンでした。
・総合成績
1位 18h 47m 05s アンドレ・グライペル(THR)
2位 + 11s ルイスレオン・サンチェス(GCE)
3位 + 15s グレゴリー・ヘンダーソン(SKY)
・ポイント賞
アンドレ・グライペル(THR)
・山岳賞
トーマス・ローレッガー(MRM)
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