2ヶ月連続発刊となったこの9巻。
いよいよインターハイがスタートする事となりました。
まずはこれからの戦うであろう選手たちの因縁の数々に関して
ざっと触れる感じで描写。
登場したライバルキャラの中でも御堂筋は異質な存在。
この御堂筋によってレースはより混沌としそうですね。
初日のレースは、スプリンター達の晴れ舞台。
ツールのようなステージレースでも、
残り日数が少なくなるとリードしているチームが
様々な戦略を取れるため有利になっていますから、
3日間のインターハイでは初日のスタート直後が重要になりるのは必須。
どこが主導権を握るかという所で引きというお預け食らった状態ですよ。
レースが始まった所で、総北の選手達が拳を合わせるシーンは良かった。
自転車ロードレースは個人の争いよりもチームの争いとなる場面が多いので
このようなチームワークの描写があるのは当然なのですが嬉しかったですし、
何よりこういう描写だけで心揺さぶられる自分がいましてですね……。
続きが楽しみですよ。
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