今回も自転車を通じて様々なドラマが描かれています。
短編読みきりだから、どこからでも読み始め、
読み終えられる気軽さが有って良い作品です。
災害にも強いエマルジェンのエピソードは、
大きな地震の発生が予想されている地域に住んでいる者として
かなり欲しいと思わせる自転車でした。
自転車が走れる区分を作った歩道は、
つい最近、家の近くにも出来たところなので
身近な事に感じられるエピソードでした。
狭い国土で自転車走行レーンの確保は大変かもしれませんが
自転車が安心して走れるような土台作りをして欲しいですね。
あとは自転車に乗っている人のモラルが……
これは前に描かれているのでそちらを読んでいただきたいです。
モラルといえば傘さし運転、さすべえという
傘のロック装置にも触れられていました。
こういう地道な周知をしていくのは素晴らしい事ですよ。
ただ評価されるかというと……評価されて欲しいなぁ。
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