少し差がつくゲームが多かったDivisional Playoffですが、
この試合は終盤までもつれる大熱戦となりました。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・河口正史さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
NYJ |
0 |
0 |
3 |
14 |
17 |
SD |
0 |
7 |
0 |
7 |
14 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010011701/2009/POST19/jets@chargers
11連勝で2位シードを早々に確保、byeで体勢を整えたSDに
プレーオフ初戦にアウェーでCINを撃破してきたNYJが挑みます。
NYJは強敵相手に3連勝と、自信が付く内容で勝ち上がってきています。
7戦連続15失点以下の安定したディフェンスがチームの中心。
オフェンスはラン1位に対しパス31位、パスを使わない展開にしたいですね。
SDは毎度のスロースタートから一気に連勝し調子を上げてきました。
オフェンスはラン31位ながらも、パスでコントロールできる力を有しています。
ディフェンスの成績は並、しかし競り合いの時には粘り強さを見せます。
両チームの思惑通りのロースコアゲームでしたが、
ビッグプレイとスペシャルチームの差でNYJが僅かにかわしました。
SDは獲得距離で上回りながらも詰めの甘さもあり逆転負けしました。
Kケイディングが3回のFGトライを全て失敗、これが敗因の1つ。
またQBブリーズもパス成功率は67.5%だったものの第3Qに2INTと要所でミスし、
問題だったランもRBトムリンソンが1回平均2ydsと打開できず。
個の能力頼りになってしまい、戦術面で打開出来なかったとも感じられました。
ディフェンスは前半は全てパントに抑え、後半も悪くない内容でしたが
オフェンスのミスによるフィールドポジションの悪さ、
そしてビッグプレイで沈められた感じ、本当に一瞬の隙を突かれていました。
力を発揮できないまままたしてもプレーオフで敗退する事となったSD、
安定した試合運びの為にライン・RBの改善をしていくのが最優先でしょうか。
NYJは前半は苦しんだものの、相手がもたつく間に一気に攻め逆転勝利。
FGミスにも助けられましたが、何度も凌いだディフェンスが殊勲。
第3Qの2INTは、1回目が失点回避、2回目は得点に繋がるビッグプレイ、
INTしたプレイ以外はパスで良い様にやられていたのは改善が必要ですね。
オフェンスは50yds超のドライブは2回だけとやはり攻撃力不足な成績。
しかし敵陣16ydsからの攻撃をTDに、さらに53ydsTDランと
チャンスを生かすとともにビッグプレイが効果的に生まれて勝負強さを発揮。
RBグリーンが23回 128ydsとパスの負担を軽減した事も大きかったです。
アウェー2連勝でChampionshipに勝ち上がってきたNYJ、
この勢いをIND戦まで持ち込めるかな。
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