インターハイ出場を賭けた戦いが決着。
過程は少年漫画のような王道的な展開でしたが
それを頂点を狙う者の狂気と絡める事によって
少し違った雰囲気で見られるのはこの作品らしいですね。
連載初期から描かれていたノノのトラウマを克服するあたりは、
これまでの展開の積み重ねが生きており
そのままジャンプに繋がる描写は綺麗な流れを感じました。
この8巻は前半で感動的な展開があったにもかかわらず
印象として薄いのは後半の大暴走劇があったから……
この作品で数少ない「普通の人」である岸谷君が
帯で少しネタバレしていましたが、ノノの秘密を知って大暴走。
これは酷い(褒め言葉)。
岡本倫さんが好きそうな展開だなぁ、と思いつつ読んでいたら
次巻予告ではもっと酷い展開が!
これは気になりすぎる酷い引きですよ。
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