この試合もプレーオフ争いが絡んでいます。
DENはWEEK 16終了時点で5位シードに居るにもかかわらず
自力ではプレーオフ出場を決められないという珍しい状況に。
WEEK 16までに適用されない順位決定手順があるからなのですが……
試合数が少ないからこそ生まれるドラマって感じなのかな。
放送 GAORA
実況・西澤あきらさん、解説・濱田篤則さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
KC |
7 |
3 |
17 |
17 |
44 |
DEN |
0 |
10 |
14 |
0 |
24 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2010010312/2009/REG17/chiefs@broncos
AFC Westの同地区ライバル対決、早い時間の試合結果によって
プレーオフ進出には勝利が必要となったDENが、3勝のKCを迎えました。
KCは3勝、新HC・新QBを迎えましたが如何せん選手が足りなかったようです。
オフェンスはランでのボールコントロールは出来ますがパスが威力不足。
ディフェンスは全てのユニットが力負けしており、良い点が少ないです。
DENは8勝7敗、開幕6連勝以後別チームのような戦いを見せています。
オフェンスは確実性はあるものの爆発力に乏しく、追い上げ時にミスが目立ち、
ディフェンスは成績は良いものの、勝負所での粘り強さが失われています。
第3Qまでは競った展開だったのですが、第4QにDENが自滅していきました。
KCは2つのINTリターンTDなどで後半に34得点し勝利。
オフェンスはRBチャールズが25回 259yds 2TDと大活躍。
QBキャセルもパス成功率は低いながらも40yds超のプレイを2回決めるなど、
限られた戦力の中で上手くやりくりし、ベストに近いプレイ内容を見せました。
ディフェンスはすぐに追い付かれてしまう展開でしたが、
その流れを断ち切ったのが2回のINTリターンTD、
珍しくビッグプレイを連発出来たのは収穫でした。
4勝で終わったKCですが、最終戦はライバルを下しましたし
選手の潜在能力を感じる事が出来ました。
オフシーズンの動きで互角に戦えるような選手層を作ってほしいですね。
DENはシーズン中盤以降に見せていた脆さがこの試合でも出て
プレーオフの可能性を自ら閉じてしまいました。
オフェンスは得点されてもすぐさま追い付く粘りがあったのですが、
後半に喫した3つのINTが試合を壊してしまいました。
追う展開でパス偏重になった弊害が思い切り出てしまったかな。
ディフェンスは折角追い付いてもらってもすぐにリードを許し
主導権を自ら手放してしまったプレイ内容。
第3Qまでは粘っていたのですが、第4Qは緊張の糸が切れたかのような
プレイ内容になっていたのが残念でした。
開幕6連勝からプレーオフ進出を逃したDEN、
新体制で研究に対応しきれなかったのかもしれませんが……
この屈辱を晴らすべくレベルアップして来季に備えて欲しいです。
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