今年も全勝が話題になるとは思っていませんでした。
しかも13連勝が2チーム……戦力均衡が理念に有るNFLで
今年は突然変異な年かもしれません。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・板井征人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
IND |
0 |
21 |
7 |
7 |
35 |
JAC |
3 |
14 |
14 |
0 |
31 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2009121700/2009/REG15/colts@jaguars
開幕週の組み合わせでも有るAFC Southの同地区対決。
12-14でINDが辛勝と、力の差は小さかったですがその後の勢いに差は有ります。
INDは開幕から無傷の13連勝中です。
ランが弱いもののパスでコントロールできるオフェンスは驚異的な質を維持。
ディフェンスも失点が少なく勝負所で強さを発揮しています。
JACはワイルドカード争いのボーダーライン上にいます。
オフェンスはランでボールを進ませる地道なスタイルで時間を消費。
ディフェンスもここ4試合は全て20失点以下と良い結果を出しつつあります。
1TD差以内で試合は推移し、9回もリードするチームが入れ替わる
点の取り合いという予想に反した展開となりました。
INDはディフェンスが崩されまくりましたが、
オフェンスがカバーして逆転勝利。
第4Qに立て直したディフェンスでしたが、ランを安定して出され、
パスも成功率は抑えたものの要所で決められと出来は今ひとつ。
正直オフェンスに助けられた印象でした。
そのオフェンスは、QBマニングは23/30 308yds 4TD 1INTと
得意のクイックハドルも効果的でしたが、
それにきっちり対応できる周りのメンバーも素晴らしかった。
ただ、第4Qに少しボールを進められなくなり、
楽な展開に持ち込めなかったのはランの弱さゆえかな。
NE戦に続いてディフェンスの脆さを見せてしまったIND、
この点を直せないとプレーオフで不覚を取る事になってしまうかも。
JACは惜しい所まで追い詰めながらも攻守ともに決めきれず敗戦。
オフェンスは、QBギャラードが23/40 223yds 3TD 1INT
QBジョーンズドリューが27回 110yds、失点の少なかったIND相手に大健闘。
しかし第4Qは自陣を脱する事もままならず勝負所で弱かったのが敗因でした。
ディフェンスは相手の主力2人を抑えきれず、ビッグプレイでやられました。
プレッシャーは与えていたもののサックは0、
決勝点は65ydsのビッグプレイでやられましたが、
バックスに負担がかかりすぎたのが要因だと感じました。
JACは2連敗でプレーオフ争いで厳しい位置に落ちました。
勝負弱さは一朝一夕での改善は難しいですが、
戦術と個々の意識を高める事によって短い時間で改善を図りたい所ですね。
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