エースQBが居なくなってからオフェンスが大失速のAMS。
AMSに変わって攻撃1位の座を奪ったのがFRA。
AMSはパス中心、FRAはラン中心、
違った方向性で作られた6勝2敗のチーム同士の対戦でしたが、
攻撃1位・2位のチームとは思えないロースコアゲームになりました。
前半は終始FRAペース。
しかし、オフェンスは進むものの詰めが甘く、
エンドゾーンにボールを運び込む事が出来ません。
しかも4回のFGのうち2回を外して6点止まり。
対するAMSは30ヤードしか進めませんでしたが、
ターンオーバーを生かして3点はゲット。
3-6というロースコアで前半が終了しました。
後半に入ってのAMS最初の攻撃で、本来の持ち味を発揮。
この試合初のTDを奪って10-6と逆転。
しかしこの後は再び膠着状態に……。
膠着状態を打ち破ったのはディフェンスのビッグプレイでした。
クイックアウトのパスを#26ジャスティン・パーキンズが
インターセプトすると、そのままエンドゾーンまで持ち込み、
70ヤードのインターセプトリターンTD。これで17-6。
このあとFRAは1TDを返し17-12まで追い上げますが、
逆転を狙った2ミニッツオフェンスで、
レシーバー陣のセットが遅く時間を浪費。
プレイ以外の部分でのミスで自らの首を絞めました。
結局TDを奪えず、そのまま試合終了となりました。
AMSはなぜか勝っちゃったって感じだな。
17点のうち10点はターンオーバー絡みだったし。
だからこそターンオーバーの怖さが分かる試合に
なったわけですが。
今週の注目選手
FRAのRBロジャー・ロビンソン(#32)。
この試合まで8試合でランで833ヤード獲得。
さらにこの試合でも22回で111ヤード獲得し、
944ヤードまで記録を伸ばしました。
NFL本体では、16試合で1000ヤード獲得できれば
一流とみなされるのですが、10試合しかない
NFLヨーロッパでこの成績は凄すぎです。
速さ・敏捷性・強さがこのレベルの選手の中では段違い。
しかしNFLに戻るとチームで5番手のRB……
もうちょっと上に行ってもおかしくないぐらい、
良い選手だと思うのですが、
NFLで活躍する選手はまだまだこれより上なのか?
チャンスを与えてあげてほしいなぁ。
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