今週は同地区対決の放送が多かったですが、
観客の声援も少し違いが感じられて良いですね。
アウェーチームに対しては容赦ないですよ、本当に。
ホーム・アウェー、こういう概念があるスポーツの
同地区対決では面白さが特に感じられますね。
放送 NHK-BS1
実況・黒氏康博さん、解説・高野元秀さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
SEA |
7 |
10 |
0 |
3 |
20 |
ARI |
0 |
10 |
7 |
14 |
31 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2009111509/2009/REG10/seahawks@cardinals
上位3チームが2ゲーム差以内、NFC Westの同地区対決。
2ゲーム差で追うSEAが、首位のARIのホームに乗り込みました。
SEAは3勝5敗、新体制への移行が上手く出来ていない状態。
オフェンスはウェストコーストの持ち味が発揮できておらず、
ディフェンスも、選手層の厚さの割には成績は平均以下と期待はずれです。
ARIは前週破れましたが、序盤の不調から立ち直ってきています。
オフェンスは昨季ほどの破壊力は無いですが、ここ一番で決めています。
ディフェンスは1試合を除いて17失点以上と、攻めすぎな感があります。
パス攻撃の精度が最終Qでの明暗を分けました。
ビッグプレイなどで地力の差を埋めてきたSEAでしたが、
最終Qに相手の圧力に屈した形となりました。
オフェンスは472yds獲得と復活の兆しも見えましたが、
パス成功率が26/52と低かった事が、最後まで主導権を握れなかった要因の1つ。
しかしRBも活躍してきたので、あとはウェストコーストの為に
レシーバー陣との連携強化が待たれる所です。
ディフェンスは第2Q途中までは上手く守っていましたが、
そこから6ドライブで4TD 1FGを与えてしまい逆転を許しました。
サック0というフロント7のプレッシャーの無さが問題点ですね。
SEAの試合内容は良くはなってきていますが、
攻守ともにラインが活躍すれば劇的に良化しそうなので
その点を変えられる戦術が欲しいですね。
ARIは14点差にも慌てず、自分達のプレイを貫き跳ね返しました。
オフェンスは残り1ydsでのギャンブル失敗などでもたつきましたが、
第2Q中盤から6ドライブで405yds獲得し31得点と
相手に対して試合中に上手く対応していく事に成功しました。
RBウェルズが計算できる成績を残した事も、パスに好影響を与えました。
前半17失点したディフェンスは後半に入っても修正しきれず。
それでも後半は自陣内に3回入られたにもかかわらず1FGで抑え
さらに2INTと昨季のプレーオフのような勝負強さを見せました。
今回はビッグプレイで穴埋めできましたが、
競った展開では流れを失いかねない反則の多さが課題になりますね。
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