力の差が小さいだけに、少しの事でこれまでの成績とは
違った結果が出てしまうのがNFLの面白さ。
この試合もまさにそんな感じでした。
放送 GAORA
実況・有馬隼人さん、解説・村田斉潔さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
DEN |
14 |
3 |
0 |
0 |
17 |
WAS |
7 |
7 |
0 |
13 |
27 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2009111507/2009/REG10/broncos@redskins
AFC WestとNFC Eastの交流戦、6勝2敗で地区首位のDENが
2勝6敗と地区内でただ1チーム後れを取るWASと対戦しました。
DENは6連勝しましたが、byeの後に2連敗中。
失点が少なかったディフェンスは、研究されたのかbye後に失点増。
あまり力がないオフェンスも改善できず、得点力は低いままなのが苦しい所。
WASは4連敗中、ロースコアに持ち込むものの得点力で泣かされています。
ディフェンスはパスに強く、貧弱なオフェンスを支えていますが、
使う選手が偏るオフェンスは、すぐに手詰まりになってしまう印象です。
前半は力が拮抗していましたが、QBの離脱で一気に流れが傾きました。
DENはQBオートンが離脱後、別チームのようになってしまい敗戦。
オフェンスはQBオートンが離脱後の攻撃時間が9分に届かず、
控えQBシムズの出来が悪く、ランもサポートしてあげられずと酷い出来。
QBオートンの依存度の高さを示してしまった形です。
ディフェンスは攻撃力が低い相手に60yds超のロングドライブを4回許し、
3TD 1FGを献上、シーズン序盤とはまるで反対の出来に。
スペシャルチームでもTDを許すなど、
どのユニットもどこかでやられてしまっていたという内容でした。
bye後3連敗となったDEN、QBオートンの復帰が難しければ
さらに立て直しは遠のいてしまう可能性もありますよ。
WASは奇襲をせいこうさせ、さらに地道なランを積み重ね逆転勝利。
オフェンスはラン・パスが久しぶりにまともに機能。
4回のロングドライブもあり攻撃時間は35分43秒、
QBキャンベルが17/26 193yds 1TD、RBベッツが26回 114yds、
ラインも被サック3ながらもラン・パスともに良く貢献していました。
ディフェンスは前半こそビッグプレイにやられましたが、
最後のドライブをFGに抑え、QBが交代してからはほぼ完封状態。
相手の連携が悪かったとは言え、自信に繋がる結果を出せました。
そしてスペシャルチームのスペシャルプレイ、
これが無ければ傾きかけていた流れを引き寄せられなかったかも。
連敗を4で止めたWAS、10人がキャッチ、ランでコントロールと
狙い通りのプレイ内容が出来てきたのは良い流れかも。
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