通算成績だけでは勝敗の行方を計れないのがスポーツの面白い所。
この試合もビッグプレイでアップセットが起こりました。
放送 GAORA
実況・タージンさん、解説・板井征人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
MIA |
0 |
0 |
0 |
7 |
7 |
ATL |
0 |
10 |
6 |
3 |
19 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2009110107/2009/REG8/dolphins@jets
AFC Eastの同地区ライバル対決第2ラウンド、
WEEK 05の対戦では、27-31でMIAが終了間際に逆転勝利しています。
MIAは前週破れ2勝4敗、5割が遠いです。
オフェンスはラン獲得がパス獲得より多いので、パスの改善が課題。
ディフェンスはパスに対しての弱さが失点の多さに繋がっています。
NYJはOAK相手に勝利し、ようやく連敗を脱出。
オフェンスは2試合連続ラン300yds超獲得、QBの負担を軽減する方向性のよう。
パスに強いディフェンスは、失点も少なく安定感があります。
内容ではNYJの方が上回っていたのですが、
スペシャルチームのビッグプレイが点差をひっくり返してしまいました。
MIAは3つのリターンTDで得たリードを最後まで守りきりました。
第3Qの3TDは全てオフェンス以外、WRテッドギンが100yds・101yds
2つのキックオフリターンTDを決め、間にはDEテイラーが
48ydsファンブルリカバーTDと、不振のオフェンスをカバーしました。
オフェンスはワイルドキャットが止められがちになり、
手駒が少ない事で他の攻撃も止められるという循環になった感じ。
ディフェンスはリターンTDはありましたが、
これまでのデータ通り、粘れずにTDを与えるケースが目立ちました。
スペシャルチームの活躍で何とか勝利しましたが、
攻守ともに粗が目立つ内容だった事は否めませんね。
選手層が薄いなりの工夫が戦術的に欲しいです。
NYJは試合の主導権を握りながらも、ビッグプレイで沈められました。
2つのリターンTDを許したスペシャルチームは大問題。
ディフェンスが許した失点は10、6サックを奪い、パス成功率も約57%、
喪失104ydsと数字だけ見れば素晴らしい内容でしたが、
第4Qに許したTDが全て、踏ん張りきる事が出来ませんでした。
オフェンスは前半は詰めが甘かったものの、後半は一気に改善。
しかし最後の逆転のチャンスでQBサックで後退、ギャンブル失敗と
逆転に繋げられず……後半は3連続TDと修正の跡は見られただけに
他のチームに足を引っ張られた感じでした。
同地区ライバル相手に2連敗となったNYJ、
地区2位ですが、地区内成績を悪くした事は痛手になりますね。
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