主導権を握るのに点を取れないチームに、
試合をコントロールできているのに攻めきれないチーム。
要素は悪いものの、これらが絶妙なかみ合いを見せて
面白い試合になりました。
放送 NHK-BS1
実況・佐藤洋之さん、解説・生沢浩さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
OT |
TOTAL |
DAL |
0 |
3 |
7 |
10 |
6 |
26 |
KC |
0 |
10 |
3 |
7 |
0 |
20 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2009101104/2009/REG5/cowboys@chiefs
開幕から勝ち負けを交互にしている調子に乗り切れないDALと、
新HCを迎えて体制を一新したもののまだ勝利の無いKCとの一戦。
DALは競り負けが2試合と、やや勝負弱さを見せています。
オフェンスはラン・パスともに高レベルですが決定力を欠いており、
ディフェンスはパスが悪く、終盤に粘りを見せられていません。
KCは未だに勝ち星無しと低迷を続けています。
オフェンスは新QBを迎えるも、連携が悪いのかラン・パスともに低水準。
ディフェンスも全ての部門でワーストに近い成績と光明が見えません。
KCが持てる力を駆使してオーバータイムまで持ち込みましたが、
たった1つのタックルミスで決着してしまいました。
DALは延長でのサヨナラTDで何とか勝利を拾った感じ。
オフェンスは500yds近く獲得しながら、FG失敗ファンブルロストなどで
3TD 2FGとちぐはぐさが出たスタッツに。
しかしサヨナラTDを決めたWRオースティンがが
10キャッチ 250yds 2TDと大活躍で危機を救いました。
ディフェンスは3 & OUTが2回と、弱いKC相手にもかかわらずピリッとせず。
しかし延長に入ってからはようやく粘りを見せ、
延長2回目のドライブを3 & OUTで止めた事から勝利のTDに繋がりました。
ぎりぎりで勝ったDAL、オフェンスは決定力の向上、
ディフェンスはスパッと断ち切る事がこれからの試合では必要でしょう。
KCは追い詰めながらも、敗れてしまいました。
ディフェンスは良い場面と悪い場面がくっきり。
WRオースティンに許したTDは59ydsと60yds、
RBチョイスのTDも36ydsとビッグプレイでやられていた感じ。
それ以外の場面ではパスもまずまず抑えていただけに
命取りとなった3つのビッグプレイが勿体無かったです。
オフェンスはパス成功率は悪く、ランも出せない中で
少ないチャンスをきちんとものにしていった事は評価できます。
しかしドライブするにはラン・パス、ともに駒不足という事が
改めて分かってしまった試合、ラインもけが人が出たので厳しくなるかも。
これまでの4試合に比べれば進歩を見せていたKC、
オフェンスがもっと出せるようになれば、良い勝負を展開できそう。
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