大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Minisiti_Ciclismo/giro_lombardia/
Giro di Lombardia 2009 VARESE -> Como【242km】
コース概要
http://www.gazzetta.it/Speciali/Minisiti_Ciclismo/giro_lombardia/img/planimetria.jpg
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アップダウンが多く、最後に待ち構えている3つの丘が
勝敗を決する場になるジロ・デ・ロンバルディア。
ヨーロッパでの最終戦とも言える試合になります
実況は白戸太朗さん、解説は永井孝樹さん、中野喜文さん。
放送開始時では4人が逃げており175km地点付近を走行中、
大集団とは1分半ほどの差になっていました。
すでに射程圏内に捉えられており、
どこで逃げを吸収するか。
Madonnna del Ghisalloの登坂に入ると
逃げ集団ではロッシュがアタックしペースアップ。
これでヴェーロが遅れていきました。
大集団からはフーガーランドが抜け出すと、
逃げ集団に居た4人を一気に抜き去り、先頭に立ちました。
大集団の方は選手が絞られていきます。
フーガーランドは1人で丘の頂上を通過。
いつもどおりギザッロ教会が鐘を鳴らして出迎えます。
下りに入ってフーガーランドに4人・1人と合流し逃げは6人に。
これだけ人数が居ると何かが起きる可能性が出そう。
50秒近くまで差が広がった所で、Civiglioの登りに突入。
大集団からフェルナンデスが飛び出しました。
逃げ集団ではフーガーランドが何度も仕掛けます。
そして大集団ではエヴァンスが一気にペースアップ。
クネゴ、ジルベールなど優勝候補の選手が
しっかりとマークし追っていきます。
頂上通過後、逃げ集団ではサンタンブロジオとラーションが
抜け出して2人が先頭交代して逃げていきます。
大集団はある程度の人数に絞られましたが、
道が狭いのでなかなか差を詰められません。
下り終わった後、ヴィノクロフが逃げ集団に合流。
最後の登坂S.Fermo della Battagliaを前に
役者が揃ってきた感じです。
登坂に入って逃げ集団を優勝候補の揃う集団が吸収。
縦長ですが20人は居る感じです。
追いついた後ジルベールがアタック、
これにサンチェスが追走の動きを見せますが、
他の選手は追いつくことが出来ませんでした。
S.Fermo della Battagliaの頂上を超え
下りに入るとスペシャリストのサンチェスが引き続けます。
残り3kmで追走7人とのタイム差は10秒ほど、
逃げ切りも見えてきたかも。
追走集団も追ってきましたが、逃げ2人で決まりそうな感じで
最後のストレートに突入。
ジルベールが前、サンチェスが後ろという状態から
先に仕掛けたのはジルベール。
サンチェスも並びかけましたが、ジルベールはそのまま押し切りました。
秋のクラシック4連勝……ジルベール強かった!!
・総合成績
1位 5h 43m 46s フィリッポ・ジルベール(SIL)
2位 same time サミュエル・サンチェス(EUS)
3位 + 4s アレクサンドロ・コロブネフ(SAX)
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