大会公式サイト
http://www.letour.fr/indexPAT_us.html
選手リスト
http://www.letour.fr/2009/PAT/RIDERS/fr/engages.html
PARIS-TOURS 2009 Chartres -> Tours【230km】
コース概要
http://www.letour.fr/2009/PAT/COURSE/fr/le_parcours.html
ロードレースもいよいよシーズン終盤。
パリからツールの街に向かうPARIS-TOURS。
ほぼ平坦なコースながらも、逃げ切りも多いので
駆け引きが重要なレース展開になる可能性があります。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん、今西尚史さん。
放送開始時では、10人が逃げており180km地点付近を走行中、
大集団とは1分46秒差、逃げ切りが厳しいタイム差になっていました。
このまま早めに逃げが吸収されるのかな……と思っていたら、
大集団で大規模な落車が発生。
この落車で優勝候補のグライペルが巻き込まれ
そのままリタイヤになってしまった模様。
今年もスプリントにならないという暗示か?
小さな登りで揺さぶりをかけるべく飛び出す選手が続出。
大集団は少しずつ選手が削られていく感じに。
逃げ集団からも4人が脱落し6人に。
それでも大集団から懸命に逃げ続けます。
残り10kmを前にフェーレルスがアタックに成功。
単騎で逃げに入ります。
残り8km、Côte de l'Epanの登りで
ヴァンアーヴェルマートとボーネンが抜け出します。
2人は坂を越えた後にフェーレルスを吸収。
坂の影響で集団は縦長になり、僅かな差ではありますが
4人が逃げる形になりました。
続いてはCôte du Petit Pas d'Ane……の前に大集団で落車、
これで逃げているメンバーは有利になるか。
逃げ4人からはヴァンアーヴェルマートが遅れて
ジルベール、ボジッチ、ボーネンの3人に。
ポッツァートが追走の構えを見せますが
集団が小さくなりすぎ。
落車で巻き込まれた選手が多かったようです。
これは波乱の予感。
結局この3人のまま残り1kmに突入。
追走していたポッツァートは追いつかなさそう。
ジルベール以外はスプリンターなので、
ジルベールは駆け引きが求められます。
3人が先頭交替をしながらゴールスプリントへ、
ジルベールが仕掛けた後、ボジッチは追走を諦めてしまいます。
ボーネンは慌てて追いかけていきますが
ジルベールは何とか追撃をかわしてゴールイン。
まさかの展開となりましたが、ジルベールが2連覇達成となりました。
・総合成績
1位 5h 12m 23s フィリップ・ジルベール(SIL)
2位 same time トム・ボーネン(QST)
3位 + 02s ボルト・ボジッチ(VAC)
http://www.letour.fr/2009/PAT/LIVE/us/100/classement/index.html