7巻出ちゃってますが、6巻を書いていなかったのでまずこちらを。
この6巻では、ノノが悠太を名乗るまでの
流れが描かれていますが、これがまた壮絶。
岡本倫さんの得意分野は「狂気の描写」と思っていますが、
それが存分に発揮されたエピソードになっています。
かなり過剰な描写になっていますが、
最後まで目を逸らさず見て欲しいです。
全てが1つに繋がっているのですから……。
小さな町のヒーローとしての重圧を感じていた由良悠介の想い、
親の期待に応えられないまま競技を続けた
長男野々宮悠太が 最後に見せた心の叫び。
そしてその2人の想いに応えようとするノノ、
キャラクターとしての深みが増したエピソードでした。
インターハイ行きのチケット争いも過酷なものになりました。
競技での対決も目が離せませんが、それは次回かな。
PR
http://fake.blog.shinobi.jp/Entry/2469/ノノノノ 6巻(著・岡本倫)