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選手リスト
http://www.letour.fr/2009/TDF/RIDERS/us/partants.html
étape 17 Bourg-Saint-Maurice > Le Grand-Bornand【169.5km】
コース概要
http://www.letour.fr/2009/TDF/LIVE/fr/1700/etape_par_etape.html
1級×2、2級を挟んでまたも1級×2、
大きなアップダウンが繰り返される
今年のツール最難のステージといえそうなコース設定。
総合争いで大きな動きが出る可能性が高いステージになるでしょう。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん、別府始さん。
放送開始時にちょうどスタートしたばかり、
カメラに水滴が付いているので、天気が少し心配です。
スタート直後からすぐに1級Cormet de Roselendの登坂が開始。
登坂距離18.1km 平均勾配5.7% 最大勾配8.0%
すぐに激しいアタック合戦が始まりました。
そして集団では落車が発生、登り始めでこれは辛いかな。
シャヴァネルが1人で抜け出した形になりましたが、
後ろにはバラバラと追走する選手が見えます。
エヴァンスが最初の山岳で集団から遅れ始めました。
今年はダメなのか……
逃げていたシャヴァネルに8人・3人と合流し
逃げ集団は12人まで膨らみました。
雨が降ってきて体温が下がるのを嫌ったのか、
ウィンドブレーカーを着る選手が出てきました。
ただでさえ過酷なステージがより大変になりそう。
この後3人が逃げ集団に合流し15人に。
大きな動きも無くCormet de Roselendの山頂を通過。
ペッリツォッティが先頭で通過し、
山岳賞確定にグッと近づきました。
大集団からは山頂付近でヴォクレールとハスホフトが抜け出しに成功。
2人が1分15秒ほど、大集団が1分20秒強遅れて山頂を通過しました。
下りで逃げ集団に選手が合流し22人に。
最初にハスホフトが追いついたのですが、
1分差を感じさせないぐらい追いつくのが早かった……。
ハスホフトは次の登りの前には集団の先頭まで進み、
さらに抜け出してしまいました。
アグレッシブな走りで好感が持てるなぁ。
ルカトルとともに2人で逃げていきます。
タイム差が3分近くになった所で2つ目の1級Col des Saisiesに突入。
登坂距離15.1km 平均勾配6.0% 最大勾配8.0%
ハスホフトと一緒に逃げていたルカトルにトラブル発生。
自転車が漕げない状況になった為、
ハスホフトの単騎逃げになりました。
1級山岳ですがすいすい登っていきます。
大集団ではコンタドールの自転車にトラブル発生。
これで大集団はペースダウンしたのか
ハスホフトまでのタイム差が6分を超えてしまいました。
Col des Saisiesの登りでは大きな動きは無く
ハスホフトが先頭で通過後、追走集団は約50秒遅れ、
大集団は約5分の遅れで通過しました
ペッリツォッティは2位通過で13ポイント獲得。
このステージで決めちゃいそうな勢いです。
Col des Saisiesからの下りでは大きなトラブルは無かった模様。
しかしスプリントポイントを越えた後の下りで
ハスホフトがコースアウトしかけましたが
自転車を上手くコントロールして
ガードレールへの衝突を回避。
ロックさせた後グリップさせて方向を変える……
解説聞いたけど出来る気がしないよ、これ。
ハスホフトがトラブルに遭遇した場所で
追走集団にいたチュルーカが落車。
メンショフも巻き込まれたようですが、
人数が多いとこういう時に巻き込まれちゃうよなぁ。
メンショフはこの後右カーブで落車。
踏んだり蹴ったりだなぁ。
続いては2級Côte d'Araches。
登り口で追走との差は2分、大集団との差は6分
ここの登りでアスタナが牽き始めペースアップ、
一気に集団が小さくなっていきました。
タイム差も一気に縮まっていきます。
ハスホフトは3つ目の峠も快調に通過。
2つ目のスプリントポイントも1位通過して計12ポイント獲得。
スプリントポイント争いでカヴェンディッシュを突き放しました。
Côte d'Arachesの山頂で大集団は3分10秒遅れで通過でしたが
スプリントポイントでは2分強の差に。
この時点で集団の人数も50人弱まで減っていました。
逃げていたハスホフトがバレードに吸収された所で
4つ目の山岳、1級Col de Rommeに突入。
登坂距離8.8km 平均勾配8.9% 最大勾配---%
登りに入ったとたんにハスホフトが遅れ
バレード単騎での逃げになりました。
主要選手が揃う集団は約1分半遅れで登坂突入。
最初に仕掛けたのはサストレ、
これにカルザッティがついていきます。
この2人を追走するのが約10人に。
総合上位勢がほぼ入っている感じ。
サストレが吸収された後、アタックしたのはアンディ・シュレク。
これについていったのはコンタドール、クレーデン、
フランク・シュレク、サクソバンクとアスタナが
2人対2人の一騎打ちという形になります。
ランスは4人から遅れたグループに入りましたが、
アタックを仕掛けた事でウィギンス、ウラン以外を振り切った形に。
まだまだ追い上げも有りそうかな。
この追走にニバリが合流し4人になりましたが、
ニバリはまだ力が残っているなぁ。
1級Col de Rommeの山頂まで先頭4人→追走4人の形で進み
タイム差は1分、下りと残り1つの登りでまだ一波乱ありえそう。
下りでペースが上がったのは先頭の4人とニバリ、
ランスのグループは、先頭の4人からもニバリから離されていきます。
そして最後の山岳、1級Col de la Colombièreがスタート。
登坂距離7.5km 平均勾配8.5% 最大勾配10.2%
先頭4人から脱落してきていたヴァンデベルデが追走集団からも脱落。
そしてコンタドールのアタックを仕掛けましたが、
クレーデンが千切れてしまいました。
これはアスタナにとっては失策になるかな。
クレーデンを除いた3人が一団となって進んでいきます。
ランスのグループはタイム差を詰めることが出来ず……
と思っていたら、山頂付近でスピードアップ。
これでウィギンスが脱落、ランスの自力は底知れないなぁ。
Col de la Colombièreの山頂で
先頭3人とクレーデンの差が1分15秒、
ランスとの差が約2分、これは3人が逃げ切りかな。
結局、先頭の3人はゴールまで逃げきりに成功。
フランク・シュレク、コンタドール、アンディ・シュレクの順でゴール。
コンタドールはステージ優勝を譲る形になりましたが
最後までシュレク兄弟は警戒していた感じ。
ニバリ、ランス、クレーデンは2分18秒遅れ、
ウィギンスは3分07秒遅れと大きく遅れました。
マイヨ・ジョーヌはコンタドール。
マイヨ・ヴェールのハスホフト。
マイヨ・ア・ポワ・ルージュのペッリツォッティ。
マイヨ・ブランはアンディ・シュレク。
4賞ジャージは変わりませんでしたが、
少しずつ2位以下との差が開いてきたかなぁ。
・étape 17 成績
1位 4h 53m 53s フランク・シュレク(SAX)
2位 same time アルベルト・コンタドール(AST)
3位 same time アンディ・シュレク(SAX)
・総合成績
1位 72h 27m 09s アルベルト・コンタドール(AST)
2位 + 2m 26s アンディ・シュレク(SAX)
3位 + 3m 25s フランク・シュレク(SAX)
http://www.letour.fr/2009/TDF/LIVE/fr/1700/classement/index.html
étape 18 Annecy > Annecy【40.5km 個人TT】
コース概要
http://www.letour.fr/2009/TDF/LIVE/fr/1800/etape_par_etape.html
PR