水惑星物語シリーズが完結し、次に登場したのがこの作品。
設定は似たような感じで、技術は進んでいるけど
懐かしさを感じさせる地域を舞台にした作品。
主人公セリさんのやる気の無さが
のどかな風景とピッタリ……近くに居たら手を焼かされそうですが。
大石まさるさんの作品の面白い点は、
大きく育ったきのこをくりぬいて作る家があったと思えば
多言語を翻訳する機械が出る……と、
御伽噺のような展開と先進的な機械が
同じ話の中に出てくる点でしょうか。
独自の世界を作り上げている感じがします。
ストーリーらしきストーリーは無いですが、
セリさんとその周りにいる魅力溢れるキャラクター達の
生活している姿が楽しめればそれで良い、そんな作品なのかな。
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