大会公式サイト
http://www.tds.ch/
7.Etappe Bad Zurzach > Vallorbe Juraparc【204.1km】
コース概要
http://www.tds.ch/tourdesuisse//generated/radsport/tds/strec
ken/2009_strecke7.html
ゴール付近まではほぼ平坦、最後の20km強が緩やかな登り。
3級・2級山岳が続けてある登坂でゴールのコース設定ですが
そこまで厳しい坂ではないので、
山岳が得意でない選手がどのように耐えていくのかに注目です。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん、
放送開始時点では4人が逃げており160km地点付近を走行中
大集団とは3分20秒の差がついていました。
放送開始直後からタイム差はあまり詰まっていきません。
集団の方は雨が降っているからか慎重な走りに見えます。
と思っていたら、山岳賞ジャージのマルティンが落車。
カベンディッシュに牽かせて集団に戻ろうとしましたが
さらにもう1回落車……これは大きな怪我は無くとも
見えない部分でのダメージが気になります。
残り20kmでタイム差は1分半、
最後が登りという事を考えると逃げ切りは厳しくなってきました。
緩やかではありますが登りに入った事もあり、
大集団の方は千切れる選手が出始めました。
残り15kmを切った所で、逃げていた4人は大集団に吸収。
ここからアタックは何度か仕掛けられましたが、
決まりきらず一団のまま3級山岳を通過。
残り5kmを切り、2級山岳Juraparcの登りが厳しくなってきました。
ポッツァートが1人抜け出した形に。
残り3kmのアーチでクルイジガーがアタック、
この動きにアルバジーニが反応しましたが
流石に集団も危機感を感じてか追走を開始。
追走集団にカンチェッラーラが居る……
このまま山岳が強くなれば総合系選手に化けそうだなぁ。
アルバジーニが吸収されたところで
モンフォールがカウンターを仕掛けましたが、
カンチェッラーラの牽く集団に吸収されます。
クルイジガーの単騎での逃げは残り1kmを切っても続きましたが、
集団から抜け出してきたキルシェンが
残り250mでクルイジガーをかわしてステージ優勝を飾りました。
総合上位TOP3は同じ集団でゴールしましたが、
クルイジガーが1位のボーナスタイムと、
総合上位勢に7秒差をつけた為に31秒差の4位に浮上。
クルイジガーの逆転もありえそうな差になってきました。
・Etape 7 成績
1位 4h 56m 41s キム・キルシェン(THR)
2位 + 2s ロマン・クルイジガー(LIQ)
3位 + 7s ペーター・ヴェリトス(LAM)
・総合成績
1位 28h 07m 15s タデイ・ヴァリャベッチ(ALM)
2位 + 9s ファビアン・カンチェッラーラ(SAX)
3位 + 14s オリヴェール・ザウグ(LIQ)
http://www.tds.ch/sportch/upload/gesamt_bulletin_etappe_7komp.pdf
http://www.tds.ch/tourdesuisse/2009/resultate.html
PR