大会公式サイト
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2009/it/
21°Tappa Roma【14.4Km 個人TT】
コース図等
http://www.gazzetta.it/ssi/2008/boxes/giro2009/sito/it_tappa_21.shtml
14.4kmという短い距離の個人TT。
TTスペシャリストだけでなくスプリンターにもチャンスがありそう。
そして総合成績争いもここで決する事となります。
実況は白戸太朗さん、解説は今中大介さん、
放送開始時点ではスタムスナイデルの
19m 28sがトップタイムとなっていました。
チャリンギが19m 03s、デーヴェニィンスが19m 02sと出した後
コノヴァロヴァスが18m 42s、18分台に突入してきました。
ウィギンスが18m 43sと1秒届かず、
雨が降ってきたので後半の選手は不利になりそうな予感。
目に見えてタイムが落ち始めてきました。
後半に入って天候が回復し、少しずつタイムも出始めました。
それでも路面の悪さが影響してか
コノヴァロヴァスのタイムに届く選手が出てきません。
さて総合上位2人の一騎打ちの方では驚くような展開が。
ディルーカが中間計測でコノヴァロヴァスのタイムを上回ります。
雨が再度降り始め、路面の状態が悪化。
メンショフは中間計測でディルーカに対して5秒遅れでマージンは15秒に。
しかし第2計測ではディルーカに対してメンショフが14秒リード。
これでメンショフに決まったか……と思われましたが、
なんとメンショフが落車!
まさかという展開でしたが、リカバーが見事でした。
ダメージが少なかったメンショフはすかさず立ち上がり、
チームかーから出てきたメカニックはすかさず新しいバイクを投入。
ロスを最小限に抑えて再スタートしていきました。
ディルーカは19m 27sでゴール、序盤に力を出しすぎたか、
それともコンディションの悪化に苦しめられたか
思ったよりもタイムは伸びませんでした。
そしてメンショフは……19m 06sでゴールし、
総合優勝を手に入れました。
こみ上げてくる感情を抑えきれないかのようなゴール後の咆哮は、
見ていて気持ちよかったです。
素晴らしいレースを見せてくれました。
ステージ優勝の争いではコノヴァロヴァスのタイムを抜く選手は現れず
コノヴァロヴァスがステージ優勝を飾りました。
・21°Tappa 成績
1位 4h 30m 07s イグナタス・コノヴァロヴァス(CTT)
2位 + 02s ブラドレー・ウイギンズ(GRM)
3位 + 07s エドヴァルド・ボアッソン(THR)http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2009/classifiche/it/classifica.shtml?t=21
・総合最終成績
1位 86h 03m 11s デニス・メンショフ(RAB)
2位 + 41s ダニーロ・ディルーカ(LPR)
3位 +1m 59s フランコ・ペリッツォッティ(LIQ)
http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2009/classifiche/it/classifica.shtml?t=21&c=CLGEN
マリア・ローザ
デニス・メンショフ(RAB)
マリア・チクラミーノ
ダニーロ・ディルーカ(LPR)
マリア・ヴェルデ
ステファノ・ガルゼッリ(ASA)
マリア・ビアンカ
ケヴィン・シールトラーイェルス(QST)
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