これまでの古典的SF作品のオマージュ的性質を持ち、
タイトルにも入っている「制服」が登場。
日常と非日常が微妙に交じり合い、
きわどいネタが満載のサービス精神旺盛な作品。
1話読みきり形式の短編集ではありますが、
一部で世界が繋がっている作品もあり、
アモルファス星人について描かれた2作品もその1つ。
このようにして世界が繋がっていくと、
短編集としての深みが増していきます。
単品で読むよりもより楽しめる作りというのは
単行本で強く意識できるかも。
エンタテイメント性が高いのですが、
その中でも微妙に風刺が効かされており、
ストーリーテリング能力の高さを感じる事が出来ます。
小学館
発売日:2009-04-17
おすすめ度:
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