Liège - Bastogne - Liège【261km】
コース図
http://www.letour.fr/2009/LBL/COURSE/us/le_parcours.html
次々とやってくる坂を相手に、選手の登坂能力が問われるクラシックレース。
ゴール前にも坂が続くので、逃げ切って勝利もありえますし
小集団でのスプリントもありえそう。
途中でのレース展開の駆け引きが激しくなる可能性があります。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では、4人が逃げており、165km地点手前を走行中、
大集団とは11分強のタイム差がついていました。
少しタイム差が大きいように見えるけど
登坂が多いのでまだ大丈夫なのかな……と思ったら
どんどんとタイム差が縮まりはじめました。
残り80km地点ではタイム差は6分を切ってきており
20kmの間に5分以上のタイム差が縮まってきました。
大集団のペースが速くなってきたからか
遅れてちぎれる選手が出たり落車が発生したり。
集団の方はいつもと違って緊張感が高い状態のように見えます。
それでもタイム差が5分を切ったあたりで
大集団のペースは落ちて、再びレースは落ち着き始めました。
200km手前のCote du Rosierの登りでは、
日本人選手である新城選手に肩入れしまくりの放送に(^^;
新城選手は先週も逃げに入りましたし、
期待が高まるのも無理はないかなぁ。
Cote de la Vecqueeの登りでセレンセンがアタック。
これで大集団は再び活性化し始め、選手が一気に絞られました。
続いてのCote de la Redouteの登りで
まずは逃げ集団からウィスが脱落。
先ほどのアタックで抜け出していたセレンセンを含めた
追走集団を形成していた3人も大集団に吸収されました。
逃げ集団からはゴチエが抜け出していましたが、
大集団から抜け出したコロブネフに抜かれました。
この後飛び出してきた選手が合流し7人の逃げ集団が形成。
しかしこの7人を、後から追ってきたジルベールが一気に抜きさり
単騎での逃げに入りました。
続いてアンディ・シュレクが集団から抜け出し、
Cote de Sprimontを超えた所で待っていたジルベールと合流しました。
Cote de la Roche aux Fauconsに入ると、
追いついてきたアンディ・シュレクが抜け出し単騎逃げに。
ジルベールは待ちが失敗となってしまいました。
ジルベールや、集団から抜け出したイワノフは
大集団に吸収されてシュレクと追走の大集団という形に。
しかしシュレクは1人きりにもかかわらず
タイム差をどんどんと広げていきます。
結局アンディ・シュレクは後続に1分以上の差を付けて圧勝しました。
2位は集団から抜け出したホアキンロドリゲス、
3位はスプリント争いを制したレベッリンが入りました。
アンディ・シュレクが強さを見せ付けましたが、
ジロに出るなら優勝候補の一角になれるかなぁ。
・総合成績
1位 6h 34m 32s アンディ・シュレク(SAX)
2位 + 1m 17s ホアキン・ロドリゲス(CSD)
3位 + 1m 24s ダビ・レベッリン(SER)
http://www.letour.fr/2009/LBL/LIVE/us/100/classement/index.html
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