今回のテーマは「オーバーハング」
・問題
同じ幅 長さ 厚さ 重さの6枚の積み木(長さ10cm)を
台の端からせり出す長さができるだけ
長くなるように積み重ねなさい。
どこかで見たことある問題……と思ったら、
23回目の「くりこみ」の問題に似ていました。
しかし前回の問題は一定の距離のせり出しに何枚かかるかに対し、
こちらは6枚という制限内でのせり出し距離。
その結果、置き方が全く異なってくる可能性があります。
中村先生いわく、つい最近詳しい研究が出たらしいです。
問題自体はシンプルですが、
パターンが色々考えられますし、
最も飛び出しているという証明も難しそうな問題です。
方針としては飛び出した部分を上から押さえつつ
重心を上手く調整しなければならないのですが……
これは正解にたどり着くのは難しそう。
31枚以上での証明が出来ていないという事ですが
明確な規則性もなさそうですし、
証明されるような問題ではないかもな。
でもそういう問題から別の問題のヒントも生まれる事があるので、
簡単に切って捨てる事もできないのですよね。
それが数学の面白さでもあり奥深さでもあるのですが。
PR