stage 5、今大会最長の216.1km。
しかし平坦基調のコースだったので、
逃げ集団を泳がせるオーソドックスな展開。
6人の逃げを残り5km付近で吸収した集団はそのままスプリントへ。
前日に続いてカヴェンディッシュが鋭い伸びを見せ
2日連続でボーネンを押さえてステージ優勝。
カヴェンディッシュはポイント賞も獲得しました。
stage 6、24.1kmの個人TT。
ここでも主役はライプハイマー。
ザブリスキーのタイムを8秒上回りステージ優勝。
総合2位のロジャースとは22秒差(ステージ終了後3位に)
総合3位のザブリスキーとは8秒差(ステージ終了後2位に)
2位以下とのタイム差を少し広げ、
総合優勝に向けて大きく前進しました。
2回目の個人TTが終わった所で、
総合TOP10にアスタナの選手が4人も……アスタナ強すぎる。
stage 7、143kmですがローズボウルがゴール地点。
アメフトファンにはおなじみの場所ですよ!
山岳が1つしかないのですが、細かなアップダウンが続きます。
このステージでは最初に出来た5人の逃げに
あとから合流したメンバーを加え10人に。
この10人は総合成績に影響の無い選手だからか
集団は激しく追わず泳がす状態に。
最後の周回コースが残り2周となった所で
ノチェンティーニ、ロウルストン、ウィーニングが抜け出しに成功、
3人でのゴールスプリントになりましたが
ノチェンティーニがこの争いを制してステージ優勝。
stage 1で優勝したマンセボーが棄権した為、
山岳賞争いが混沌となってきました。
stage 8、155.8kmの中に4つの山岳、
そのうち1つはこのレースでの最高峰と
最終ステージなのに休ませてくれない構成です。
逃げ集団にはライプハイマー、ザブリスキー、ロジャースと
総合上位を争う選手が揃いましたが、
ライプハイマーは落ち着いてレースを運び、
ザブリスキー、ロジャースに付け入る隙を与えませんでした。
パロマーへの登りでフランク・シュレクが抜け出しに成功、
ニバリが付いてきて2人でゴールまで逃げましたが、
最後はフランク・シュレクがステージ優勝を飾りました。
・総合優勝
リーヴァイ・ライプハイマー
・ポイント賞
マーク・カヴェンディッシュ
・山岳賞
ジェイソン・マッカートニー
・新人賞
ロバート・ヘーシンク
まとめて振り返ってみると
強い選手が活躍を見せるレースだったなぁ……という感じ。
このレースで活躍した選手の、この後の調整がどうなるか
その点を注目していこうと思いました。
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