9ステージによって争われるこのレース
今年で4回目という歴史の浅い大会ですが、
ファン暦の浅い自分にも分かるような大物選手が勢ぞろいでした。
2エントリにまとめる為にかなり簡単に記します。
プロローグ、3.9kmの個人TTはスペシャリストが大活躍。
優勝したのはカンチェッラーラ、
しかし2位ライプハイマーとは1秒21差……
これはライプハイマーの出来を褒めるべきかも。
3位はザブリスキー、こちらも復調の気配。
ランス・アームストロングも4秒26遅れで10位、
仕上がり早すぎじゃないかな?
stage 1、173.2kmとそこそこの距離ですが
雨のレースということもありレースの動きは小さめ。
そんな中で逃げていた3人が大きなタイム差を付けて逃げまくり。
ハウェルの上り坂で逃げていた3人のなかからマンセボーがアタック、
ケンプとジョンソンがついていけず、単騎の逃げに入りました。
マンセボーはニバリヴァンでワールに追いつかれたものの、
最後のスプリント勝負で2人を振りきり勝利。
この勝ち方はかっこ良すぎるわ……
マンセボーが総合トップに、ポイント賞・山岳賞も同時に獲得しました。
stage 2、186.6kmで最後に登りがある難しいコース
この日も寒そうな気候でした。
3人の逃げに対し、集団はじりじりと差を詰めていきます。
そして最後の登りでライプハイマーが一気に抜け出します。
勢いが段違いだった為、ついていけたのはピーターソンのみ。
ゴールはこの2人の一騎打ちに。
ゴール前の争いでピーターソンが前に立ちステージ優勝。
ライプハイマーは力を溜める為か最後は勝利を譲った感じか?
それでも総合1位を奪取しました。
stage 3、167.7kmでスプリンター向けのコース。
逃げ集団を集団が追い詰める平地特有の展開。
しかしモレマ・ラウダーの2人をなかなか捕まえられず
吸収したのは残り1km、そのままゴールスプリントに突入します。
激しい主導権争いの中、抜群のコンビネーションを見せたサーヴェロが
ハスホフトのスプリントを見事にアシスト、ステージ優勝を獲得させました。
サーヴェロ、良いチームだな~。
総合成績などは変わらずでした。
stage 4、185.7kmと長めでかつ5つの山岳がある
アップダウンが続く難しいコース。
7人が逃げていましたが、山岳を上手くこなしたスプリンターが
ゴール前で逃げを吸収するという完璧なコントロールを見せました。
ゴールスプリントはボーネン、カヴェンディッシュと
強力スプリンターが争いましたがカヴェンディッシュに軍配。
総合成績に大きな変動はなしでした。
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