ツール・ダウン・アンダーの簡単な感想、後半戦です。
stage4、前日に続いて前半丘陵地、後半に小さな丘が1つ有るコース。
このステージで逃げを決めたのは3人でしたが、
山岳の前でラフエンテが脱落。
2人になった逃げ集団ですが、大集団は逃げ切りを許さず、
一団でゴールスプリントに。
先行していたのはブラウンでしたが、
デーヴィスが綺麗に差してステージ2勝目を獲得しました。
デーヴィスは総合1位とスプリント賞も自力で確保。
逃げていたラフエンテがスプリントポイント1位を総取りしましたが、
ポイント賞には2ポイント届かず山岳賞のみに。
stage5は最後に周回コースで2度の登りがあるコース設定。
大きなタイム差がつくならここ、という感じのステージです。
逃げたのは8人、そこに追走集団が形成されたのですが、
追走集団の中に39秒遅れのルンドが居たために
メイン集団の動きが活発になります。
ウィルンガの1回目の登りで逃げ集団から2人が飛び出しますが、
集団は2回目の登りの前にこの2人を含めた逃げを全員吸収。
しかし登りがきつかったせいか集団はすでに50人ほどに。
ランスがアタックを仕掛ける場面もありましたが、
集団の力の前に潰されてしまいこの日もゴールスプリントに。
この日もデーヴィスがゴールスプリントを制し、3勝目。
これで総合優勝に大きく近づきました。
各賞のジャージは変わらずでしたが、
デーヴィスの強さが際立ったステージでした。
stage6は56km、勝敗に大きな影響が出ることはほとんど無いステージ。
何人かアタックが仕掛けられましたが全て吸収。
ランスも仕掛けましたが不発……というか
久しぶりのレースを楽しんでいるように見えマいた。
ゴールスプリントを制したのはキッキ、
マキュワンを抑えてのステージ優勝となりました。
デーヴィスは先頭集団でゴールし総合優勝を確定させました。
ランスは49秒遅れの29位、復帰戦としてはまずまずの結果でしょうか。
あとは3週間走れる力があるかどうかですね。
ポイント賞もデーヴィス、山岳賞はラフエンテ、
新人賞はロハス、チーム総合はフランセーズデジュでした。
ランスの復帰戦という事でしたが、
イキの良い選手がたくさん見られたことが収穫でした。
このレースに出場した選手の中から
今シーズン大きく成長する選手が出てくるのかを追っていくのも
楽しいかもしれません。
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