今回の試合の決着スコアはNFL史上初との事。
23点も11点もありえるスコアだけど、
確かにこの組み合わせになるのは難しそうだ……
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・河口正史さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
PHI |
7 |
3 |
3 |
10 |
23 |
NYG |
3 |
5 |
3 |
0 |
11 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?game_id=54461&
season=2008&displayPage=tab_gamecenter
NFC-Eastのライバル2チームがプレーオフで3度目の激突。
これまでの2試合はともにアウェーチームが勝利していますが……
PHIは大逆転でのプレーオフ進出から勢いに乗ってMINを撃破。
オフェンスのバランスの悪さは気になりますが、
ディフェンスが相手のランを封じて初戦のような展開に持ち込みたい所。
NYGは1位シードでプレーオフ進出、しかしフルメンバーとは言えません。
それでも強力ラインを軸にしたオフェンスはラン・パスともに破壊力抜群、
ディフェンスもランパスともに10位以内、力があるユニットです。
両チームとも強風に苦しめられた試合でしたが、
ミスの数と勝負所での得点力の差が明暗を分けました。
PHIは反則が多かったものの、攻守で機を逃しませんでした。
ディフェンスはライン戦でもあまり勝てていなかったのですが
要所でブリッツが効いたのが大きかった。
FG圏内に入った所で踏ん張り4回中2回をFG失敗に追い込み、
さらに第4Qには2回のギャンブル阻止とINTで相手の反撃を封じました。
オフェンスはランは1回平均で2ヤード強、パス成功率も55%と
お世辞にも良い出来とは言えませんでした。
それでも第3Qには2ドライブで9分費やし10点を奪取、
こちらもポイントを抑えた形でした。
ディフェンディングチャンピオンを下してチャンピオンシップ進出、
問題点は山積していますが、この勢いは本物かも。
NYGは昨季中盤までの不安定な戦いぶりが
ここにきて戻ってきてしまいました。
問題だったのはQBイーライの不安定さ、15/29 169ヤード 2INTと
強風の影響があったとは言え、昨季中盤までの脆い姿を見せました。
RB陣はまずまずの動きを見せたのですが、パスの不振が
得点圏に入ってからのオフェンスの停滞に繋がった感じ。
ラインも要所でプレッシャーを抑えきれられていませんでした。
ディフェンスは2INTはあったものの、プレッシャーが不発気味。
喪失距離ではまずまずの成績でしたが、
出来・不出来がはっきりしてしまっていました。
プレッシャーか、試合感を失っていたのからしくない戦いで敗れたNYG。
高いチーム力を見せながらも終盤に主力を失い失速した感じでした。
来季に向け、怪我人やトラブルメイカーをどのように処理して
チームを強化していくのかが気になる所です。
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