Divisional PlayoffもBS1の放送日に合わせてレビュー公開。
今週は夕方の試合が1つだけ……
多くの人に見てもらいたいのに残念だなぁ。
放送 GAORA
実況・濱田篤則さん、解説・村田斉潔さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
BAL |
7 |
0 |
0 |
6 |
13 |
TEN |
7 |
0 |
0 |
3 |
10 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?game_id=54459&
season=2008&displayPage=tab_gamecenter
WEEK 5の対戦ではアウェーのTENが13-10で勝利しているこの組み合わせ、
今回は6位シードのBALが、1位シードのTENのホームに乗り込みました。
BALは敵地でMIAを撃破してきました。
ディフェンスがビッグプレイを連発し、チャンスを作りピンチを凌ぎ、
やや不振だったオフェンスを助けました。
TENは開幕10連勝から1位シードを得て1週の休みを得ました。
失点が少なく、ビッグプレイも出せるディフェンスに定評ありですが、
オフェンスは層が薄いからかやや保守的過ぎるきらいがあります。
試合終盤までもつれにもつれる試合となりました。
ピンチを凌ぎ続けたBAL、少ないチャンスを生かし勝利に繋げました。
この日はディフェンスが押され気味で、391ヤードも喪失。
しかしながら得点圏で見せた粘り強さは驚異的。
ギャンブル阻止、INT、ファンブルロスト×2、FG失敗と
5回の相手の得点機を無失点に切り抜けました。
相手の拙攻とも取れますが、素晴らしい守りもあっての事でした。
オフェンスは、ランプレイが出せずパスもいまいち、
しかし試合終盤の大切な場面で2本のFGに繋げるドライブを展開。
QBフラッコが勝負強さを垣間見せました。
そしてそのドライブを手助けしたのはスペシャルチーム、
リターンチームが好ポジションを得て、
KストーヴァーがFGもプレッシャーのかかるFGを見事に成功させました。
6位シードから2連勝でAFCチャンピオンシップ進出、
ディフェンスが強いので大崩れは無いとは思っていましたがここまでとは。
近年、下位シードの活躍が目立つのでBALにも期待できそうです。
TENは得点圏でのもたつきでチャンスをふいにし、
勝利を手放してしましました。
オフェンスはランプレイも好調、パスもまずまずの成績。
しかしFG圏内に入ってから3ターンオーバーにギャンブル失敗、FG失敗。
さらに反則も多く、加点のチャンスをことごとく潰し続けてしまいました。
ディフェンスは喪失距離は211ヤードでしたが、ビッグプレイが出せず、
サック0と相手へのプレッシャーも効果的でなかった印象。
後半のFGに繋げられた2つのドライブは、それまでこの試合では
踏ん張っていたパスディフェンスがやられてしまいました。
1位シードでじっくり準備できたはずでしたが……
ミスの連発はチーム力の差を埋めてしまった感じ。
来季はQB問題が発生しそうですが、どうするのでしょうか?
攻守のパスで抱える問題も何とかしたい所ですね。
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