いよいよワイルドカードプレーオフが始まりました。
2日で4試合生放送のハードスケジュール1週目……
大変ですね、やっぱり。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
ATL |
0 |
17 |
0 |
7 |
24 |
ARI |
7 |
7 |
14 |
2 |
30 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?game_id=54455&
season=2008&displayPage=tab_gamecenter
Wildcard Playoff初戦はNFC5位のATL(11-5)が
NFC-W優勝で4位のARI(9-7)のホームに乗り込みました。
ATLはランプレイを中心とした堅実なボールコントロールが武器。
リーグ2位の獲得距離のRBターナーと、粒ぞろいのパスオフェンスに加え、
失点の少ないディフェンスとでロースコアゲームの競り合いをものにしてきました。
ARIは完全にパスハッピーなチーム。
ディフェンスは中位以下、ランオフェンスは最下位ですが、
リーグ2位のパスオフェンスで相手をねじ伏せる豪快な戦い方を見せます。
ATLは、得意パターンを封じられた後半に立て直しが出来ませんでした。
RBターナーが18回 42ヤードとランが出せなかった事が誤算。
前半はパスで穴埋めできましたが、後半はほとんどボールを進められまず。
新人QBライアンは成績だけ見ると悪くなかったのですが
修正を託すのは少し荷が重かったかな……
ディフェンスはパスラッシュが届かず。
前半はビッグプレイでやられ、後半はランを中心としたロングドライブをされ、
ゴール前での粘りもこの試合では見られませんでした。
一気に躍進を見せたATLでしたが、最後は戦術の幅の狭さが見えた感じ。
しかし若手中心のチーム構成なので、来期の進化が楽しみです。
ARIは攻守のラインが頑張りを見せてくれました。
これまでとは違ってランを多用したオフェンスは、
前半からそれほど進めてはいませんでしたが、
後半に時間を使えるようになった点の素地を作っていたとは思います。
QBワーナーも19/32 271ヤード 2TD 1INTと、
長めのパスを決めまくっていた事が察せられます。
そして驚かされたのがディフェンスのパワー。
あまり目立った成績の無いユニットでしたが、
この日は効果的な守りを随所に見せ3サック 2INT 1FF。
パス自体も短いものを中心にさせてドライブ継続をしにくくしていました。
攻守ががっちり噛み合った戦いを見せたARI、
同じような戦いが見せられれば、アウェーの次戦もひょっとするかも。
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