プレーオフ進出の可能性を残すものの
対象の3チームのうち2チームが負けなければならないという
ほぼ絶望的だったPHIがチャンスをつかんだ一戦。
正直、こんなドラマティックな展開が待ち受けているとは。
放送 NHK-BS1
実況・三浦拓実さん、解説・輿亮さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
DAL |
3 |
0 |
0 |
3 |
6 |
PHI |
3 |
24 |
17 |
0 |
44 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?game_id=29778&
season=2008&displayPage=tab_gamecenter
早い時間の試合結果によって、この試合の勝者がプレーオフの
最後の椅子をゲットできるという試合になりました。
DALはここ3戦で2敗、攻守が噛み合っていない感じ。
オフェンスは怪我人の復帰しましたが得点力が落ち気味。
ディフェンスも、前週BAL相手に33失点とやや不安定さが見られます。
PHIは前週のWAS戦に敗れましたが、運よく首の皮一枚繋がった状態。
ディフェンスがここ4試合全てで20失点以下と安定しています。
問題はオフェンスのプレイコール……ランが出ているのでそれを使ってほしいです。
序盤は拮抗した展開でしたが、ミスの連発から一気に流れが傾きました。
今年もDALは勝負弱さを見せてしまい、大敗でプレーオフを逃しました。
第2Q中盤から1つのINTと4つのファンブルロストと5連続ターンオーバー、
これで27点を失い試合を壊してしまいました。
PHIオフェンスの出来に焦ったのか、QBロモは3ターンオーバーに絡みました。
レシーバー陣が好調だっただけにまさに自滅といった展開。
ディフェンスも追いつかれた後にTDを立て続けに奪われ、
さらにターンオーバー後にも耐える事が出来ず、差を広げられるばかり。
プレイ自体は悪くなかったのですがビッグプレイにやられたという感じ。
圧倒的な戦力を有しながらもプレーオフにも手が届かなかったDAL、
戦力があるだけに勝負弱さが目立つのが残念でしたよ。
PHIは同地区ライバルに圧勝し、大逆転でプレーオフ進出を決めました。
この試合はディフェンスのボール奪取、それをオフェンスが得点に繋げる、
相手のミスを得点に繋げるそつないプレイを展開しました。
ランの比率を高めたオフェンスは、平均4ヤードと物足りない出来。
ラン・パスともにビッグプレイが要所で決まったのは良かったのですが、
安定感という面では今ひとつでした。
ディフェンスは5つのターンオーバーを奪う会心の出来。
やや危険なアグレッシブさに見えましたが、結果に繋がったので良しでしょう。
背水の陣から奇跡の勝ち上がりを見せたPHI、
プレーオフにこの勢いを持ち込めば、頂点まで駆け上がって行けちゃうかも。
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