3巻では頂点を目指すスポーツ選手の狂気を描き出していましたが、
今回は一転して人情味溢れる展開に。
大会での天津とノノの描写は少年漫画の王道的な展開。
らしくないなぁ……と思って読んでいましたが、
病院で期待通りの変人描写がありましたよ。
期待を裏切りない展開、やっぱりこうでないと!
しかしこの方の感情表現の描き方は独特、
綺麗に見せるなんて気が毛頭ないからなのか、
かなり表情を崩して描き出すのですが、
それが逆に真に迫るからか、
こちらの感覚を大きく揺さぶってくれます。
スキージャンプ大会での競技の描写も良かった。
最後の決め手になったのが……とか、
ギリギリな戦いのポイントであるあの一瞬を扱った事は
個人的には評価したい所ですね。
PR