PIT・IND・NE、00年代にsuper bowlを制覇した3チームは
安定した力を保っている為、同順位のチームと戦うという
日程編成の性質上、毎年のように対戦が組まれる事となります。
そして毎年のように好試合を見せてくれる、
素晴らしいライバル関係となっています。
放送 NHK-BS1
実況・一橋忠之さん、解説・河口正史さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
PIT |
3 |
7 |
13 |
10 |
33 |
NE |
7 |
3 |
0 |
0 |
10 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?game_id=29716&
season=2008&displayPage=tab_gamecenter
ともにプレーオフの座を争っている強豪2チームの対戦。
PITはここまで8勝3敗、1ゲーム差ながら地区首位に立っています。
全ての部門で圧倒的な力を見せるディフェンスがチームの中心、
ややミスの多いオフェンスの助けて余りある活躍を見せています。
NEはここまで7勝4敗、怪我人が多数出ている中で何とか凌いでいます。
ここ2試合でオフェンスがようやく形を身につけた感じ。
しかしディフェンスは改善の兆しが見えてきていません。
前半は同点だったのですが、後半にQBの経験の差が表れました。
前半を耐えたPITは、後半に大爆発を見せました。
いきなりターンオーバーでTDを奪われましたが、
その後ディフェンスが奮起しまくり
5サック 3INT 2ファンブルリカバー 3rd downでは1/13、
凄まじい成績でFG1本のみに抑え込みました。
ユニットとしての完成度の高さを見せ付けるパフォーマンスでした。
オフェンスは与えられたチャンスを生かすだけの簡単なお仕事……
パスの成功率が低く、反則が多かったのは気になりましたが、
ランプレイの力強さは、これからの季節、悪コンディションの中でも
戦い抜く力がある事を見せつけた感じです。
これで9勝目、プレーオフ出場が決まる可能性が出てきました。
好パフォーマンスで強敵を撃破したので、勢いに乗っていきそうです。
NEは第2Q最後のドライブでミスを連発し勝ち越し機を逃すと、
後半には4ドライブ連続でターンオーバーを喫し、自滅しました。
オフェンスはここ2試合で成長を見せていたパスが封じられました。
もともとランがそれほど強くないチームだけに、これで機能不全に。
後半は仕方ないとは言え、ターンオーバーを連発する結果に。
ランが出せないだけに、パスだけでは強いユニットを相手するには
まだまだ経験が経験が足りていない感じでした。
逆にディフェンスは33点奪われましたが、
まともに取られたTDは1回のみと粘り強さは見せました。
ただビッグプレイで流れを変えられる選手がいない事を痛感する結果に。
今季のNEの弱点が出まくってしまいました。
12月の反攻に期待したいところですが……この戦力だと厳しそう。
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