このblogに書いているNFLレビューエントリは
冬コミに出す「NFL観戦記」に収録される予定ですが、
書き下ろしの5試合をどの試合にするかで悩んでいます。
この試合も候補の1つ、良い試合でした。
放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・辻治人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
CAR |
7 |
14 |
0 |
14 |
35 |
GB |
0 |
10 |
11 |
10 |
31 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter?game_id=29710&
season=2008&displayPage=tab_gamecenter
それぞれの地区で優勝争いを繰り広げている2チームの対戦。
CARは8勝3敗でNFC-Southの首位に並んでいます。
喪失距離に比べて失点の少ない勝負強いディフェンス、
そして試合を壊すミスが少ないオフェンスとで地味に強さを見せています。
GBは5勝6敗で地区3位、しかし首位とは1ゲーム差しかありません。
成績自体は攻守ともに平均的、ディフェンスのビッグプレイで
なんとか形にするという危うい状態が続いています。
第4Qにあった残り1ヤードでの攻防が勝敗を分けました。
CARは残り2分を切ってから逆転、その後の攻撃をINTで凌いで勝利。
好ポジションから攻撃する機会を多く提供した、
ディフェンス・スペシャルチームの働きが素晴らしかった。
そしてオフェンスも獲得距離こそ少なかったですが、
5つのTDは全て60ヤード以内のドライブ
何度か有ったロングゲインが効果的な場面で出た上に、
仕上げではRBウィリアムズが4TD、勝負強さが感じられる内容でした。
ディフェンスは最後のINTは良かったですが、それ以外はかなりやられ気味、
37分も使われ、ロングドライブを許し、大きなリードも守れずと課題が残る出来。
問題山積でしたが勝利して勝ち越しを決めました。
残り試合が少し厳しいのが心配、どこまで星を伸ばせるか。
GBは11点差を追いついたのですが、最後の攻防で差をつけられました。
第4Qに残り1ヤード地点までボールを進めながらTDを奪えなかった事、
そして直後にビッグリターン、ロングパスで残り1ヤードまで進まれた後
耐え切る事が出来ずTDを奪われた事、この攻防が全てでした。
オフェンスはまずまず好調、RBグラントの不調をRBジャクソンが穴埋め、
QBロジャースのパスも、成功率64%超 3TDと良い成績。
しかしターンオーバー2つが大きな痛手に繋がってしまっていました。
どちらも防げそうなターンオーバーだっただけに勿体無かった。
ディフェンスは成績は良かったのですが点を取られすぎ。
自陣に入られた後にもう少し耐えてFGに抑えてほしかった所。
怪我人が続発し、コンビネーションが悪いDB陣には酷な注文か……。
連敗で7敗目を喫しましたが、これからのスケジュールが緩いのが救い、
全部勝って他チームの結果待ちという状況に持ち込みたいです。
その為にも、ビッグプレイ頼みのディフェンスの改善が待たれます。
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