公式サイト
http://www.varese2008.org/ita/index.asp
男子エリートロード コースレイアウト【260.25km】
http://www.varese2008.org/eng/percorsi/schedagara.asp?c=61&i=404
17.35kmの周回コースを15周、
アップダウンがかなりあるので、仕掛けどころは多そう。
前半にモンテッロ、後半にロンキと大きな登坂が2つあります。
引退を発表したベッティーニが3連覇なるかに注目していましたが、
スプリント勝負に持ち込まれる可能性もありそうです。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん、永井孝樹さん。
放送開始時点では3人が逃げており、
6周目ゴール地点をちょうど通り抜けた所。
大集団とは15分ほどのタイム差がついていました。
放送開始後も少しずつタイム差が広がっていき、
最大で17分以上のタイム差がつきました。
しかしこの後8周目でイタリアチームが先頭に立ち
ゴールに向けて集団は加速を開始、
これでタイム差がどんどんと縮まっていきます。
ペースを作っていたブルセギンが11周目でさらにペースアップ。
ベッティーニも波状攻撃に加わり集団は一気に縦長に。
この後も何度かアタックが仕掛けられましたが、
抜け出すまでには至らなかったものの、
12周目突入時点では1分半を切ってきました。
12周目のモンテッロの登り坂でクネゴが抜け出しに成功。
クネゴに2人が付いていって作られた追走集団は、
何人かが合流してきました。
12周目のロンキの登りで最後まで逃げていたチェジダが吸収、
先頭集団にはバルベルでも合流し逃げ集団は10人に。
これで一度レースは落ち着くかと思いきや、
逃げ集団の再構成は何度も何度も繰り返される落ち着かない展開。
全部書くととんでもない量になりそうなので割愛しましたが、
有力選手を抱える国が主導権争いを繰り広げている感じです。
残り2周をきっての14周目、ロンキの登りでバッランがアタック。
これにまずホアキンロドリゲス、ブレシェル、
ウェーグマン、ファンアーベルマートが合流して
残り1周となるゴール地点を通過。
追走集団とは15秒、大集団とは30秒ほどのタイム差。
追いつける距離とは言え、
15周目に入り、ロヴクヴィスト、ヘーシンク、
クネゴ、レベッリンなどが先頭集団に合流。
ベッティーニが他の選手と握手をかわした事で
大集団には諦めモードが発生しました。
逃げ集団に動きが出たのは最後の登坂となるロンキの坂。
レベッリン、バッランによるイタリア勢ののアタックで14人の集団は分裂。
残り3kmで逃げ集団は9人が残っていました。
アタックが一段落した所でバッランが好アタック、
残された8人の追走集団ではイタリアの2人が抑えに入り、
一気にタイム差を広げていきます。
残り1kmのアーチを抜けた所でタイム差は10秒以上、
集団もタイム差を詰めていきますが、
最後のカーブを抜けた所で勝利を確信。
両手を挙げながらゴールラインを通過しました。
2位にクネゴが入りイタリア1・2フィニッシュを達成です。
ベッティーニは腕を上げながらゴールラインを通過、
ザベルと健闘を称えあう姿は強く印象に残りました。
男子エリートロード成績
1位 6h 37m 30s アレッサンドロ・バッラン(イタリア)
2位 + 03s ダミアーノ・クネゴ(イタリア)
3位 + 03s マッティ・ブレシェル(デンマーク)
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